リアル〜最後に笑う人〜


1 : :2006/12/01(金) 21:27:43 ID:P3x7miQ3

現在、深刻化し、表面化しているいじめ。


私はいじめられたこともいじめたこともあります。


双方の視点、双方の意見、双方の想いをこの作品では書いていきたいと想います。

私にとって学校は楽園でもあり、戦場でもあります。



いつの時代もイジメというのは人が存在する限りあるものだと私は思います。
イジメは恋愛と一緒で人間に感情があるからこそおこる現象だと思うからです。




此処まで読んで私の考えに反感を持った方は作品を読むことをオススメいたしません。
読んだ場合も一切、苦情は受け付けませんので


2 : :2006/12/01(金) 21:28:36 ID:P3x7miQ3

私の世界〜アスカ〜

「なんかしらけたよね〜」



小声で私たちはため息まじりに言う。
アイツには聞こえないように・・・・・



「うん、うん、いっきに教室の空気が濁ったんですけど〜」



「はぁ。。。臭い、臭い、どっか他のクラス、いかん?」



「そうだねぇ」



私たち4人はどやどやと移動を始める。


移動した先は隣のクラス。


「はぁ、アイツよく学校これるよねぇ。うちらめちゃ避けてんのに」



ユキが笑いながら言う。


「神経がイカれてんじゃないの?バカだから」


ケラケラと4人が笑う。


「まぁ、バカとはつるまないのが1番だよねぇ」



ナルが私の肩に手を置きながら言った。



「当たり前じゃん」


私はナルと視線を絡ませる。



「でもさ、もうすぐ二者懇談じゃん?あいつチクるかもよ?」



トモが不安気に言う。


「別に大丈夫でしょ。うちらはイジメをしてるわけじゃないんだから」


私は小さく笑った。



「まぁ、アスカにはそれなりの考えがあるんでしょ?」


ミサキが私を笑顔で見る。


「もちろん〜、先生なんかには何も言わせないよ」


私は4人に笑みを送った。



その笑みに4人が答える。




これだけで私は満足だった。



☆注目ワード☆
アスカ・・・グループのリーダー
ユキ ・・・グループのメンバー
ナル
トモ
ミサキ


3 : :2006/12/01(金) 21:30:31 ID:P3x7miQ3

憧れ〜ユキ〜

始業のチャイムで私たちは教室に戻る。



私は席についてアスカを見つめる。


私にとってアスカは憧れだった。


可愛くて、スタイルも良くて、頭もいい、才色兼備なアスカ


アスカはいつもリーダーで私たちのまとめ役。


私もアスカのようになりたいと思っていた。


でもアスカの側に入れるだけでも満足でもあった。


アスカの側に入れるだけで輝けるような・・・

そんな感じがしていた。


「おい、ユキ。アスカから手紙」


隣の席のショウゴが私に紙を渡す。


アスカの特長ある文字が並べられていた。


【Dearユキ
 今日、放課後さぁ、遊べる???
 部活休みぢゃん?
 ナルとトモとミサキも誘ってさ☆
 返事待ってるよ〜
           Fromアスカ】



私は返事を書き始めた。


「お前らって仲いいよな」

ショウゴが私を見ながら言った。

「そう?」


「このクラスでは1番結束かたそうだよな。お前ら」

私は笑顔を浮かべた。


☆注目ワード☆
ユキの憧れ・・・アスカ
ショウゴ ・・・男友達


4 : :2006/12/01(金) 21:32:01 ID:P3x7miQ3

恨み〜ナル〜

ユキがアスカからの手紙を受け取った。


ショウゴがユキと話してる。



全てが私にとっては気分のいいものじゃなかった。



ユキがショウゴと話すことも許せないし


アスカからの手紙がいつも1番にユキのところにいくのが嫌だった。


私とアスカは幼稚園からの仲でずっと1番近くにいた。


ユキを含めた他の3人は中学に入ってから同じグループになったメンバーだ。



実際にはもう1人・・・

今、私達が仲間はずれにしているリサも・・・


リサとは入学当初はとても気があった。


しかしだんだん、リサの自由奔放で自己中心的な考えに嫌気がさしてきた。


それにアスカにいつもベタつくのも・・・


リサを外そう と言ったのは私が始めだった。


ユキ、トモ、ミサキもうなずいた。



アスカも笑みを返してくれた。


ミサキはリサと部活が同じということもありあまり離れられないでいたが


私たちの前ではリサが話している愚痴の内容など事細かに話してくれた。



ため息交じりにペンを回す。


アスカに去年、誕生日に貰ったペンだった・・・・





☆注目ワード☆
リサ    ・・・イジメられっ子
アスカ&ナル・・・幼稚園からの友達
         そのほかは中学校からの友達


5 : :2006/12/01(金) 21:32:57 ID:P3x7miQ3

恐怖〜トモ〜

リサがまた他のクラスの子に手紙を書いていた。


リサの通路を挟んで隣の席ほど最悪な場所は無い。


どんなに息苦しいか・・・・


『もう・・・嫌だよ・・・
 どうしてみんなが離れちゃうのかわかんない』


リサの手紙にはそう書いてあった。


どうせリサの親友のナツミにわたすんだろうな・・・



ナツミとは私も仲がよくて小学校のころはよく一緒にいた。


でも最近、リサが私たちのことを悪く言っているせいか

ナツミが私をシカトするようになった。



ナツミに私が話しかけてもナツミはチラリと見て通り過ぎる・・・



そんな状況が続いていた。



最近はリサが少し可哀想にも思えてきた。


それにナツミとの仲が壊れるのも怖い・・・


でもそれより怖いのはアスカたちだった。


ユキやナルはアスカと特別仲がいいからいいけど・・・


私なんかがイジメをやめようと言い出したらどうなるだろう・・・


次のターゲットが私になるかもしれない


そう思ったら今の状況を必死で守るしか私には出来ない。


クラスの中では強いグループにいても


グループの中だけでいうとこんなにランクがあるんだ。


アスカが1番で

その次がユキとナル


その次にミサキがいる。


ミサキはリサの情報を細かくアスカたちに流す。

その点でミサキにみんなが集まることは多かった。


最後は私・・・

ここから抜け出したいような


抜け出したくないような


不安定な恐怖が私の心の中に芽生えていた。



☆注目ワード☆
ナツミ・・・リサの親友
      トモの親友(現在、トモは避けられている)


6 : :2006/12/01(金) 21:33:37 ID:P3x7miQ3

策略〜ミサキ〜

死ねばいいのに・・・

死ねばいいのに・・・


あいつなんか・・・消えればいいのに。



私はゆっくりと心の中で唱えた。


いくら唱えてもあいつが死ぬ気配は無いけど・・・



でも憎い、憎い・・・


アスカが憎い。


このグループ、ぅぅん、クラスのリーダーはアスカだ。


それは誰だって認める。


でも・・・あの偉そうな態度やアスカの全てが私には気に食わない。


確かに顔は女の子らしい顔立ちで美人だし

スタイルだってモデルみたいに手足が長くて細い

成績も学年トップでズバ抜けていい。



でも全てが自分の物みたいな考え方や


人をバカにしたような態度が気に食わない・・・



だからいつか見返してやるんだ。


アイツが隙を見せたとき・・・


絶対に蹴落としてやる。


そのために私はコビを売り続ける。


私は容姿だって頭脳だって・・・アスカには見劣りしないはず・・・




☆注目ワード☆
ミサキ・・・アスカが嫌い


7 : :2006/12/01(金) 21:34:24 ID:P3x7miQ3

道具〜リサ〜

アスカからのイジメにはもうなれた。



でも、もしかしたらこれはイジメとも呼べないほどのものかもしれない


なんて最近は思い出した。


だってされてることと言えば仲間外れくらいだし・・・


影口は言われてるだろうケド


これは別にイジメには値しないと思う。


ケンカでも陰口は言うし


仲良さそうにしてても陰口はいう・・・






私たちは入学当初は仲が良かった。


でも・・・突然だった。


アスカたちが私を避けだしたのは・・・



でも・・・


それでも



私はアスカを嫌いになれなかった。



なんでかは分からない・・・



今は1人教室でぼぉ〜っとしているけど・・・



いつの日か・・・


もう1度アスカの横に並びたかった。




☆注目ワード☆
リサ・・・アスカを嫌いじゃない


8 : :2006/12/01(金) 21:35:09 ID:P3x7miQ3

別世界〜アスカ〜

「廉!!ごめん。待った?」



「いや、別に」



「ごめんね。部活がさ・・・」


「いいよ、いいよ、帰ろ」


「うん」


今日は彼氏の廉と一緒に帰る約束をしてた日。


廉と私は1年記念まであと少し


小学校の頃、廉に告られたのが始まりだった。




「そういやさ、女バスもうすぐ秋の大会だろ?」


「うん。そうだよ」


「レギュラー決まった?」


「ううん。次の練習試合で決めるの。1年で出れるのは3人」


「自信の程は?」


「ううん・・・まぁ、そこそこ」


私は笑った。


「あ、アスカ〜久しぶり!!」


「未来!!」


「アスカ〜、制服可愛いねぇ、ってかまた綺麗になったぁ?」


「なに言ってんの?未来こそ、可愛くなった?」



未来は小学校ときの友達。


今は名門のお嬢様学園に通っている。


雑誌モデルを務めていて中高生には少し顔の知れた人だ。



「ん?アスカの彼氏?」

未来が廉を指差して言う。


「うん」


「カッコイイ〜〜〜!!!さすがアスカ」


「未来だってモデルの彼氏がいるくせに」


「あはっ、アイツとは別れちゃった。今はね、高校生の彼氏なの」


未来がニコニコ話す。


「そうなの?!」



「うん、だってアイツ性格悪いし」


「いつ別れたの?」



「昨日」



「は?!」



「そんな驚くことでもないでしょ?」



未来は平然として言う。


「あ。じゃぁ・・・撮影場所までいかないといけないから・・。バイバイ!!またメールする」



「あ、うん。頑張って」



私は手を振った。


未来が笑顔で手を振り返す。



なんだか・・・未来が別の世界の人のように感じた。


ただ・・・あのクラスをものにしてるだけの私より


ずっと広い世界を見てる未来が羨ましかった。





☆注目ワード☆
未来・・・アスカの友人でモデル
廉 ・・・アスカの彼氏


9 : :2006/12/01(金) 21:36:00 ID:P3x7miQ3

裏切り〜ユキ〜

放課後の教室で一枚のメモを拾った。


『廉ぐらいなら落とせるよ』


そう走り書きで書いてあった。


廉って・・・・


アスカの彼氏の???



「ユキ!まだ教室にいたの?」


ミサキだった。



「あ、うん。友達待ってて・・・」



私はメモを握りつぶす。


「そっか。私、忘れ物しちゃって・・・。ぢゃぁ」



ミサキが教室を出て行くのを確認してもう一度メモを開いた。


そこにあるのはミサキの字だった。


ミサキが・・・・・・????



私はメモを破ってゴミ箱に捨てた。



急いで教室から出た。



☆注目ワード☆
『廉くらいなら落とせるよ』と書いてあったメモ


10 : :2006/12/01(金) 21:36:54 ID:P3x7miQ3

ゆずらない〜ナル〜

ユキが慌てて教室をでていくのを見てから私は教室にはいった。


ユキが破り捨てたメモを拾う。


そのメモをポケットにしまった。


ミサキの文字は特徴的すぎて真似やすい。


私は空中に小さく微笑んだ



何があってもアスカだけはゆずらない。


ゆずれない・・・


「ナル!!どしたの?」


クラスメイトのチサだった。


「ちょっと忘れ物」


「私も!さっきね、リサと話してて理科の宿題忘れてたんだよね〜」


チサは理科の教科書を手に言った。



「リサか・・・・」



「リサがどうかした?」


「ううん。別に」


わたしはそういって笑顔を作った。


「じゃぁ、私、かえるね」


チサの横を通ってそのまま教室を出た。


「リサ・・・か」


私はつぶやいた。


☆注目ワード☆
チサ・・・クラスメイト


11 : :2006/12/01(金) 21:37:43 ID:P3x7miQ3

盗み聞き〜トモ〜

それは学校から帰ろうと思ってトイレの横を通ったときだった。

リサの声がした。


「え。でもそんなこといいよ」


続いてナツミの声


「それくらいしてやらなきゃ!いざとなればアタシが守ってあげるから!」

「でも・・・エリちゃんを使って復讐なんて・・・」


「それしか方法はないって!!エリが味方についたらアスカたちだって簡単には手出しできないよ!」


「でも・・・・」


「なんでそんな怖がってるの?」



「ううん。ありがとう。心配してくれて」

「いいんだって、親友でしょ?」

2人がトイレからでてくる。私は壁の影に隠れた。



2人が通り過ぎた。


私は深くため息を吐いた。


エリちゃんがリサたちにつく・・・・・



これはヤバいことになりそうだ。


エリちゃんはアスカと同じような立場の人で


アスカが私たちのA組のリーダーなら

エリちゃんはC組のリーダー。


ナツミの言うとおり・・・アスカも簡単に敵には回せない。


きっと・・・アスカにも予想外の展開がこの先待ってる・・・




☆注目ワード☆
エリ・・・C組のリーダ


12 : :2006/12/01(金) 21:38:27 ID:P3x7miQ3

同盟〜ミサキ〜

それは唐突だった。


ナルに呼ばれて中庭で2人で話した。



ナルに言われた内容は簡単に言えばこんなかんじ


『ユキが私にとってジャマだからユキをアスカから遠ざけるために協力してほしい。ミサキにとってもユキの存在はいないほうがいいでしょ?』



ナルは・・・アスカがいなきゃ生きてけないんじゃないか。。。ってくらいアスカに執着してる気がする。



正直、気持ち悪い・・・


でも。これは・・・いいきっかけだ。



「私もそう思ってた!」


「ほんとに?」


「うん」


「ぢゃぁ、協力してくれる?」


「もちろん。でもナルのほうがそういうことは得意そうだから全部、ナルに任せる!私が必要なときはいつでも言って」


私はそういって笑うと中庭を離れた。



これでナルとは一種の同盟を結んだことになる。


ユキが少し気の毒だけど・・・


まぁ、それもアスカを失脚させれば全て終わること。


ごめんね?




☆注目ワード☆
ナルとミサキの同盟


13 : :2006/12/01(金) 21:39:10 ID:P3x7miQ3

ありがた迷惑〜リサ〜

ナツミが私に協力しようとしてくれてることは分かるんだけど・・・


ため息交じりに廊下を歩く


ナツミはエリちゃんのところに行ったから。



でもアスカのことだからエリちゃんなんかに負けるわけがないと思うんだけどな・・・



運動場をみたらアスカとユキが話してた。


なんか深刻そうに・・・



「ミサキが?」


このアスカのセリフが耳に残った


2人に気付かれる前に裏門から学校をでた。



ミサキがどうかしたのかな・・・・



☆注目キーワード☆
リサの心境
『エリちゃんでもアスカには勝てるわけが無い』


14 : :2006/12/07(木) 20:55:14 ID:P3x7miQ3

推理〜アスカ〜

「ミサキが?」

私はユキに聞き返した。

「うん、あの字は間違いなくミサキの字だった」

「そのメモ、どこにあった?」

「机と机の間に」

「・・・・・ふぅん」

「ミサキ、裏切ったんだよね?」

「わかんない。誰かがミサキをハメようとしてるかもよ?」

私は素直な意見をユキにぶつけた。

ユキがこれだけ焦ってるんだからきっとそのメモは間違いなく存在したんだろうな・・・

でも・・・ユキの演技?

それともミサキを誰かがハメようとしてる?

少しの間考えてみたがそのメモの存在だけじゃ何も分かるわけがなかった。

「分かった。教えてくれてありがとう。いろいろ調べて見とくから」

私はユキに笑顔を向け、小さく手を振った。

ユキは少し不安気に手を振りかえしてきた。

別にユキが不安になることでもないだろうに・・・



裏路地で1人で考えてた。

今、考えられるのは

ユキの嘘

ミサキへの罠

あと・・・これはあまり思いたくないけど・・・

ミサキが本当に蓮を狙ってる????

廉の顔が頭によぎった瞬間に携帯がなった。

うちの中学はもちろん携帯禁止だが持ってきてる人は少なくない。

「はい?」

ナルからの電話だった。

「あのさ・・・ちょっと相談があるんだけどいい?」

「うん。いいけど?」

ナルの声は少し深刻そうだった。

「ミサキに相談されたんだけどね・・・」

「ミサキに?」

「うん。ミサキ・・・ユキに脅されてるらしいの・・・・」

「ユキに?ミサキが?!どういうこと?」

「なんかもともと2人は仲はよくなかったらしいんだけど・・・最近はユキがアスカと仲がいいからってシャシャりだして、ミサキのことバカにしたりとかしてたらしいよ。それでお金とられたりとか・・・とられたっていっても値段は500円とか・・そんなたいした額じゃないんだけどね」

「嘘?!」

「ミサキに今日、言われたんだ・・・」

「・・・私、今日、ユキからさ」


私はメモの話をナルにした。



「ソレ・・もしかしたらユキが書いたのかも」

ナルはボソボソと言った。

「・・・明日、ミサキとユキと話してみるよ」

「うん。こういうこと解決できるのアスカだけだから・・・いつも頼ってごめんね」

「ううん、何も出来ないかもしれないけど・・・」

「絶対そんなこと無いよ」

「じゃぁ、また明日。バイバイ」

「うん。話、聞いてくれてありがとう。バイバイ」


私は携帯をカバンにしまう。


とんでもない嵐の予感がしてきた・・・・・。


☆注目ワード☆
ユキ→ミサキの裏切りだと思い込んでいる
ナル→アスカにユキがやったと思い込ませたい



♪ちょっとコメント♪
ここから話がかなり複雑になってきます。
話を読み取る上で重要なのはアスカがどちらを信じるか。
何を信じるかです。
また今はそこまで目だっていないトモや蓮などがアスカの予想した『嵐』に巻き込まれて心境の変化により大きく物語のキーを握ります。
また私の1番お気に入りキャラ(これはどうでもいいことですが)、ミサキが『嵐』を拡大されアスカの足元までをも揺るがそうとし始めます。

この物語は登場人物が多くて私でさえも話が混乱しそうになりますが想像力を働かせるとなんだか非現実的なこの世界がとても自分の世界のように思えてきたりもします。

ではここまで読んでくださってありがとうございました。


15 : :2006/12/11(月) 21:16:43 ID:P3x7miQ3

密告〜ユキ〜

アスカにメモのことを話してから教室に戻った。

もう1度確認してみよう・・・

あのメモの字を。

私はごみ箱の中を覗く。

まだ残ってるはず。

あれ・・・ない。

このゴミ箱は小さくて教室の隅にあるからあまり使われないので

一週間に1回しかゴミの入れ替えをしないのだ。

それにゴミなんかほとんどはいってないからすぐわかるはずなのに・・・

誰かのプリントとかどけてみたけどなかった。

なんで・・・・

ミサキが拾ったのかな・・・

ふと考えてるとジャストのタイミングでミサキが教室に入ってきた。

「ミサキ!」

「何?」

平然とミサキは答える。

いつもの男みたいな流し目

この瞳に見つめられるとなぜか思考がストップする

それに・・・本人に直接・・・もいいにくい。

「メモのこと?」

「・・・・・」

ミサキのほうから話をだすとは。

私は小さくうなずいた。

「あれは・・・ナルがやったんだよ」

「え?」

「あれは・・ね。ナルがユキを落としいれようとしてやったんだよ」

「・・・・・どういうこと?」





☆注目ワード☆
ミサキの裏切り《ナルとの同盟は早くも崩れる》


16 : :2006/12/19(火) 20:39:55 ID:P3x7miQ3

無色の瞳〜リサ〜

「あ、リサちゃん」

「あ、どうも」

「アスカたちのことは私に任せてね」

エリちゃんは優しく微笑んだ。
その瞳には色が無かったけれど。

この人はこういうふうにこの世界を勝ちあがってきた人なんだ・・・
目を見た瞬間、感づいた。
アスカとは全く違うタイプだ。
この人はきっと人を裏切ることを恐れない
こういう人が1番怖いんだ。

「よろしくお願いします」
私は丁寧に頭を下げエリちゃんに作り笑いを見せた。
エリちゃんは満足そうに手を振り去っていった。

ふぅぅぅうぅ・・・
あの人は怖そうだ。

ミサキの話もちょっと気になったけど
ひとまずはこの場から立ち去った。


novel plaza system
甘辛流小説家ギルドGAIA
produced by COLUN.