(リハビリ)ア・イデアの晩餐会


1 :akiyuki :2012/08/20(月) 23:42:40 ID:tDVcxmsF

 破壊前線のプロットが思ったよりも固まらないので、リハビリもかねて書きたいものを書きたいように書いてみるというだけの企画。です。


71 :akiyuki :2013/04/18(木) 22:40:22 ID:onQHQJoFLG

第二部・破壊前線



 女郎屋敷(じょろうやしき)(てつ)少年が、この世のものとは思えぬ、魔道の世界に片足を踏み入れてしまった原因は、数えると3つある。



 一つは、自宅から300メートルのところにできたコンビニエンスストア。
 最寄りのスーパーマーケットが午後十時には完全閉店している彼の住む町で、深夜でも漫画やアイスが買える店舗の登場は、彼の生活リズムを一変させた。
 深夜出歩く理由ができた。


 二つは、『メルヴィッツの逃走地図』
 それが一体何の地図なのか。そもそも、どこを書いた地図なのか。
 知らない場所の知らない経路を示したその紙切れの所有権を、彼は得た。
 世界で初めて公的に認められた魔女『メルヴィッツ』
 彼女の遺品を手に入れたものは、その力の残滓もまた手に入れる。
 そんなものに、巻き込まれた。


 三つは、同級生の少女。
 『メルヴィッツの遺品』を収集する趣味のある、わかりやすい不思議系少女。
 初対面だろうと、人を名前で呼ぶ癖のある、魔道の住人
 深夜のコンビニの駐車場。
 逃走地図を持って、彼女に出会った鉄は、言ってしまった。

「俺のことを鉄鉄名前で言うなら、お前も名前で呼んでいいんだろうな」


 そんなことを口走ったために、彼女に興味を持たれてしまった。


 
 魔女の生まれた町で、魔女が遺したものが、それなりの奇跡を起こす夜。

 女郎屋敷鉄とその恋人、黒沼(くろぬま)らっこの物語が始まる。


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