愛し愛された事の証


1 :りゅん :2006/11/04(土) 00:44:56 ID:mmVcxeV3

この作品を読んで頂く前に、聞いてもらいたいことがあります。

この話は、実際出てくる人物名・団体等は異なりますが、ほぼノンフィクションです。
偽ったりしないように書き上げたいと思います。
この場をお借りして書く私の話は、きっと私にとっては今後も忘れてはならないことです。
この話を読んでもらえる方に分かってもらいたい・・・・・・
そんな気持ちで書く事にしました。

あなたは 人を愛したことがありますか?
     人に愛されたことがありますか?
私は ここ数年で まだ人生のスタートを切り出したばかりだけど
人を愛すること 人に愛されることを学びました

きっと一生 私の心の中で
過去とぶつかり合う日々があるのでしょう

さあ 前向きに生きて


2 :りゅん :2006/11/04(土) 23:38:41 ID:mmVcxeV3

第一章 過去

夢じゃない−

私はずっと待ち続けていました
叶わないって思ってました
でも 神様はもう一度私にチャンスを与えてくれた
もう絶対に逃さない

あなただけを見つめて


2006年春。暖かな陽気と共に、高まる緊張感。
今日から新しい生活のスタートだ。
松下果歩−
私の名前。パパとママにつけてもらった大事な名前なの。
結構気にいってるんだよね、この名前。
今日は、中学校の始業式。果歩も今年で中学三年生になる。
いつも一緒に行動しているユリナとフミカと一緒に登校した。
「おはよ〜!今日からうちら中3だよ?信じられる?」
と果歩が慌て口調で言った。
「中3とか実感ないよねえ〜」
不安げな顔をしているユリナ。それに大して案外フミカは冷静だった。
学校につくと、既にクラス分けの大きな紙が昇降口に張り出されていた。
「きゃ〜あたしが何組かまだ言わないで〜!」
フミカが声を張り上げた。結構みんな気になってたのね。クラス分け。
それもそのはず。去年あれだけいろんなことがあったんだから・・・
「果歩ー!一緒のクラスだよ!1組」
果歩がぼけ〜っとしていると、ユリナに腕をつかまれた。
「何よ〜分かったってば!」
果歩は自分のクラスより、元彼が何組だったのか気になった。
『これでもう忘れられるよね』
そう自分に言い聞かせた。その時、元彼と目が合った。
「何で今更悲しい顔してるのよ・・・」
と果歩がつぶやいた。
「え?何か言った?」
「ううん、何でも」
ユリナに腕をつかまれたまま、フミカを連れ教室に向かった。
ん、待てよ?
そういえば、果歩の名前の後ろに、懐かしい名前があった気がする。
広々とした教室。まだ誰も来ていなかった。
「嫌だあ〜!あたし一番前の席じゃん!」
ユリナが黒板を指差しながら言う。
興奮のあまり、フミカは教室の中を行ったり来たりしている。
「ちょっと、2人とも落ち着いてよ」
果歩は黒板に目をむけた。やっぱり、さっきの間違いじゃなかったんだ。
「あれー?シュンくんの名前があるよ!」
ユリナが気づいた。果歩は気づかないふりをしながら
「あー、ほんとだ」
と言った。

全員が教室に集まると、去年の担任の先生が教室に入ってきた。
「えーっと、転入生を紹介するからみんな静かにしててね。どうぞ」
ドアから入ってきたのは大人びたシュンだった。
想像以上にかっこよくなってて、果歩は言葉を失い只々見とれた。
桜井シュン−
果歩の初恋の人。まさかまた会えるなんて思いもしなかった。
果歩の人生を変える年が始まった。


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甘辛流小説家ギルドGAIA
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