失いたくない大切な人


1 :華蓮♪ :2006/12/30(土) 00:43:34 ID:PmQHsJm3

「おりゃ!!」
バキ。
「くそっ・・。覚えてろよ!!」
そう言うと、女の子に蹴りを入れられた男の子達は背中を見せて逃げていきました。
「朱里。ありがとう・・怪我ない?」
「織音こそ大丈夫?あいつ等いつも織の事いじいめて・・・。」
「ううん。平気だよぉ・・いつも朱里が助けに来てくれるもん。」
「あたしはいつも織音のナイトのつもりだからね☆」
キンコーンカンコーン。
「ぁ。朱里新学期早々遅刻はヤバイよ!!急ごう!!」
朱里は生返事をし、2人は5−2の教室へ走っていった。
2人は机に座った同時に先生が扉をガラリと開けて、入ってきた。
「はい!皆さん元気でしたか?ではこれから席替えをします。くじ引きで決めるので取り に来て下さい!!」
織音は朱里の耳にこう囁いた。
「近い席だといいね。・・・あと・・み君も・・。」
朱里は織が最後にいった言葉が聞き取れなかった。
でも君と付けていたから、男の子の名前だろうと思った。
(織、好きな男なんていったけ?もしも居たら応援してあげたいな。)
朱里は今はそう思っていた。

「はい。では全人くじは引き終わりましたね。移動してください!!」
皆キャァキャァ言いながら、席を移動し始めた。
朱里はこの席替えが不幸の始まりだという事をまだ知らない。


2 :華蓮♪ :2006/12/30(土) 17:38:55 ID:PmQHsJm3

失いたくない大切な人

−−お詫び−−
すみません。
第一話で文を間違えてしまった所があります。
今後気よ付けますので、これからも宜しくお願いします。

†STORYU〜織音の好きな人〜†

朱里は席を移動し終わり、席にドスンっと座った。
すると隣に聞き覚えのある声がした。思わず朱里は目は見開いてしまった。
その隣の人物はこの5−2の学級委員、「小伊出 泉」だった。
朱里は泉の方をじっと見つめてしまった。
それに気付いた泉はにっこり微笑み、「隣は氷室さんだったんだね。宜しく。」
朱里はパァァと笑みを交わし、嬉しそうに「うん!!よろしく小伊出。」と言った。
朱里は何か喋りたくて、思わずこんな事を言ってしまった。
「こ・・小伊出のもう片方の隣は・・・誰な・・んだ??」
思わず噛みながらこんな事を言ってしまったが、小伊出の返事は・・・。
「ん?ぁぁ・・加沢さんだよ。」そう言いながら、朱里との反対を向き織音に向って。
「ね?加沢さん。学級委員長の俺と、副学級委員長の加沢さんの席が近いなんて良かった  ね♪」
  仕事するにも楽だし。」
それを聞いていると、ムカムカしてきた。だって織がこんな返事をするから。
「そうだね♪お仕事は席が近いと楽だしね。私も席が近くて嬉し・・ほかの意味で    も・・。」
朱里は心の中でムカムカしていた。
(なーにが。席が近くて良かったよ!?2人で仲良くしちゃってさ・・。
  そりゃ学級委員同士だからだろうけど・・・。)
朱里ははっと思った。
(もしかして織の好きな人って・・?小伊出?・・・そしたら私は・・・。)
朱里は何かに戸惑いが出た・・・・。

†登場人物紹介†

氷室 朱里(ひむろ あかり) 元気いっぱいの男の子みたく強い
加沢 織音(かざわ おりね) 副学級委員 可愛くて勉強の出来る 朱里と幼なじみ
小伊出 泉(こいで いずみ) 学級委員長 勉強が出来て優しい

皆5−2です。
では、これからも皆さんよろしくお願いします。


3 :華蓮♪ :2006/12/30(土) 19:27:47 ID:PmQHsJm3

†STORY〜私の気持ちは?〜†

朱里は泉と織音が仲良く話している間に割り込み、こう言った。
「ほら2人とも。もうすぐ授業が始まるよ!!喋るのをやめようよ!?」
織は一瞬眉をつり上げ、少し不機嫌な顔をしただけどすぐにニッコリしながらこう言った。
「そうだね。もうすぐ授業が始まるし・・・。話すの止めよっか。」
朱里は息をはき、ほっとした顔をした。
朱里は1時間目が算数なので教科書を机の中から出した。すると横で泉が「あ!」っと言った。
織音が泉に「どうしたの?泉君。」と問うた。
「どうしよう。算数の教科書忘れちまった・・。」泉は困った顔をしていた。
朱里はとっさに泉に教科書を貸そうとした。だが・・・。
「泉君。教科書かしてあげるよ。朱里、私が貸すから貸さなくていいよ。」
織音は朱里の方を見ながら、そう言った。
「ぁ。氷室さん教科書貸してくれるつもりだったんだね。ありがとう。でも加沢さんに貸してもらうからいいよ。氷室さんに悪いし・・・。」
織音は泉の方に机をくっつけた。
「さ。泉君教科書一緒にみよ!」
2人は机をくっつけ、2人で1つの教科書を見ている。
(織がうらやましい。小伊出はあたしに悪いとか言ってたけど、織には悪くないの?なんで織ばっかしいい思いが出来るの?私の気持ちは・・・?私だって小伊出の事がす・・。)
「こら!氷室さん。ボーとしない、この黒板の問題解いてみなさい!!」
(やば!!)
そう思いながら、朱里は席を立ち黒板方へ歩いていった。
(どうしよ・・。この問題苦手なのにぃ。)
黒板に書いてある問題は円の面積の問題だった。朱里はべそかきながら考えた。
朱里はふと後ろを向き、泉の方を見てしまった。
すると泉は紙切れに答えが書いてある紙を、朱里に向って見せていた。
朱里は紙切れと同じ答えを黒板に、白チョークで書いた。
「正解!!なんだちゃんと聞いてるじゃないか。」
そう言うと、先生は朱里の頭をポンポンと叩いた。
朱里は自分の席に座ると、泉に向って笑顔で「ありがとう。」と小声で言った。
泉はそれを聞いて、クスっと笑をかみ締め「どういたしまして。」と言った。
織音はそれを見ていて気に入らなかったのか、いきなり泉に向って話しかけた。
「泉君。次はこの問題をノートに解くんだって、早く解いちゃお!!朱里も早く解いちゃおうよ。こんな簡単な問題誰でも解けるよね。」
織が嫌味を言ったのがすぐに分かった。
この問題は新学期前に、織の家で一緒に勉強した問題だから織は朱里がこの問題を苦手なのを知っているはずなのだ。
(織なんで・・・?)

キンコンカンコーン
「はい2時間目はこれで終わります。きよつけ、礼!!休み時間ですが外は雨なので運動場には出ないで下さい。」
先生の話が終わると、織が朱里の肩をポンっと叩き「朱里。ちょっと来て。」と言われた。朱里は織の後について行った。

廊下に出ると織は深呼吸をし、真剣な目をしこう言った。
「朱里!!私実は泉君の事が好きなの!!」
朱里は目を真ん丸にしながら「え!?本当なの・・・?」と言った。
織は顔を赤らめながら、コクンとうなづいた。
「そ・・それでね。朱里に協力して欲しいの!!」
朱里はドキっとした。
(無理だよ。私も小伊出の事好きなんだもん。いくら親友の織の頼みでも・・・。)
口でそう言いたかった、だけど真剣な織の目を見て思わずこう言ってしまった。
「ぃ・・いいよ。」
(馬鹿馬鹿!!何言ってんの?私!)朱里は心の中でそう自分を叱った。
「本当!?嬉しい!じゃぁこれから宜しくね!!」
「ちが・・。ぅ。」
そう言ったときにはもう織音は居なかった。
(私はどうすればいいの!?私の気持ちはどうなっちゃうの??)


4 :華蓮♪ :2006/12/30(土) 23:34:14 ID:PmQHsJm3

†STORYW〜我慢〜†

廊下で何分か立ち尽くしていると、織が呼んできた。
「朱里ー?次は体育だよ。早く着替えようよ!!」
朱里ははっとして「うん。今行く・・。」と少し織から目をそらして言った。
織は朱里が目を逸らしたのをすぐ分かった。(朱里?なんで目を逸らすの?)織は夢の中でそう思った。

女子更衣室で体操着に着替えながら、織は思わずこう問うた。
「ねぇ。朱里?」
「ん?何?」
織は唾をゴクリと飲んでから、こう言った。
「なんで朱里は私から目を・・・。」
「ぇ?何?」
「・・・何でも無い。早く着替えちゃお!」織は苦笑をしながら言った。
2人は着替えて、教室の横の廊下に整列して並んだ。
クラスの皆を並べるのは学級委員の仕事なのだ。
「はぃ。皆さん静かに並んでください。」泉は列の1番前に立ちながら言った。
「はい皆さん。では体育館へ行きます。体育館へ行ったら体育係の人達の指示に従ってください。」織は列の1番後ろで言った。
学級委員は列の前後に並んで、クラスの皆がちゃんとふざけず歩いているかを見張っているのだ。

体育館に着くと、体育係のが体操の指示をしてくれる。
「はい。皆さん体操の体形になって下さい。」
皆ができる体系になると、体操が始まる。

「・・・・はい。終わりです。皆さん腕立て、腹筋、背筋を隣の人と10回ずつやってください。」
朱里は運動は本当に得意だ。
腕立て、腹筋、背筋なんて全部2分以内に出来る。
・・・朱里がその3つを終わると、決まって織の所に行かなくてはならない。
なぜって織は運動は苦手で、腕立てなんて膝がついちゃってるし、腹筋なんて2回ほどしか出来ない。背筋はきっと太っている人のほうが、もっと織よりも早くできるだろう。
朱里は織に声をかけようとした。
「織・・。」
すると泉が織の方へ駆けつけてきた。
「加沢さん。大丈夫?加沢さん前から見てたけど運動苦手だよね。俺が手伝うから皆は自分をやってて。」
「織。私もてつだ・・。」
朱里は織の表情を見て分かった。泉と2人っきりがいいらしい。口パクで朱里はいいよ。って言ってる。
泉と2人でやっているのが気に入らない。
やっぱり泉は織の足を押さえるために、体に少し触れるし。
見ていてイライラする、でも前に恋に協力するなんて言ってしまった以上何も言えない。
もしも今頃手伝えないなんて言ったら、織は朱里のことを嫌いになるだろう。

体育の授業が始まりだした。
新学期からの新しい体育の授業は跳び箱だ。
小学生だから8段までしか用意されてないが、朱里は軽く10段までいけると思う。
でもやっぱし織は飛べない。5段までしか飛べないのだ。
ガッシャーン。後ろの方から音がした。
(ほら織きっと跳び箱飛び外して転んで・・・。)
そう思いながら、ゆっくり振り返ると、朱里は目を見開いてしまった。
「小伊出!?」思わず悲鳴みたいな声で名前を言ってしまった。
なんと飛び外したのは織ではなく、泉だったのだ。
しかも8段だったから、きっとすごい怪我をしている。
先生が走って泉の方に駆け寄った。
「小伊出!!大丈夫か?誰か保健室に・・。」
朱里は思わず泉の方に走っていき、こう言った。
「あたしが連れて行きます!!」
(・・?ぁれ?なんかハモッタ?)なぜか一緒にほかの女の子の声がしたのだ。
それは織だった。
(!!織。・・やっぱり譲んないと行けないのかな?織すごい泣きそうな顔してるもん。)
「ぁ・・。やっぱしあたしちょっと練習しなきゃいけないから、織音行って来て。」
精一杯の笑顔で行ったつもりだが、声が少し震えている。
「はい。じゃぁ先生連れて行きます!!いこ。泉君。」
織は泉を支えながら保健室まで歩いていった。
「・・っ。先生ちょっとお手洗い行って来ます。」そう言うと朱里はトイレの扉を力強く閉め、思わず涙が溢れ出して。
「なんであたしばっかし我慢しなきゃいけないのよぉぉ。」そう言うと床に倒れこみ大泣きしてしまった。


5 :華蓮♪ :2007/01/03(水) 19:22:24 ID:PmQHsJm3

†STORYX〜気持ちの気付き〜†

朱里は泣きはらした後、トイレからよろつきながら出てきた。
廊下で泣き腫らした目を隠す為に、下を向きながら歩いた。
歩いていると前からあの嫌な声がした。朱里ははっとした。
その声の持ち主は、朝日河 笑(あさひかわ えみ)いつも朱里に嫌味などを言ってくるおしゃれ大好きっ子、ある意味ギャル系の女の子だ。
「朱里ンったら何泣いてたのぉ?もしかして失恋しちゃったとかぁ?」
いつものとうりに嫌味を言ってくる笑を、無視して横をとうり過ぎようとした。
すると笑はいきなりこんな事を言い出した。
「笑が協力してあげよっかぁ?」
朱里ははぁ?と思いこう言った。「何言ってんの?散々あたしに嫌味いって・・。そんなの信じれるわけ・・。」
笑はニヤ笑いをして、朱里の目を覗き込みながらこう言った。
「笑は実はねぇ。恋にはかなーり興味があるの☆だから恵まれない朱里ンに協力してあげる☆笑は恋のキューピッドなんだよぉ!」
「ン?キューピーちゃん?あのた○この着ぐるみ着てる?」
「違ーう!恋のキューピッド!!それでも女かよ!?とにかく笑が協力してあげるから楽しみにしてね♪」
そう言うと笑はスキップをしながら、体育館に戻っていった。
キンコンカンコーン。
「やば!!授業終っちゃた!早く戻んなきゃ。」
朱里は大急ぎで体育館に戻っていった。

学校の終わりの時間・・。
「はい。皆さんではきよつけ!・・さようなら。」
朱里は織音と目が合った。
織音は朱里の方へ近づき「朱里。一緒にかえ・・。」そう言いかけた瞬間に朱里は誰かに腕を引っ張られた。
「朱里ン。一緒に帰ろう☆泉ン君も一緒に帰ろうよぉ!!」
朱里は心の中で(げ!?笑。うわ〜どうしよう。小伊出とあたしをくっつけようとしてるんだ・・織音が見てるのに。)
すると、織が朱里の腕をひっぱり「朝日河さん。私朱里といつも一緒に帰ってるから、早く帰りたいんだけど・・・。」
「織音ンはいつも一緒だからって帰るのぉ?別にほかの人と帰ったていいじゃん。」
朱里は織音をかばうようにこう言いかけた。
「織はあたし以外の人と帰ったら、いじめられちゃうかもしれ・・。」
朱里は心の中でふとこう思った。
(待って。あたしばっかり我慢しなくても良いんじゃないの!?ここで織を1人で帰らせたら良い気味じゃん!!でも織は親友だもん。1人で帰らせるなんてだめだよ。4人で帰れば良いことじゃん。でもな・・。)
朱里は心の中で悪い自分と良い自分のどっちを出せばいいか悩んだ。
「朱里!!早く帰ろうよ。泉君も女の子に囲まれて帰ったら迷惑だよねぇ?」
「え?・・・俺は・・。」泉は答えを戸惑うようにあっちこっちを見渡した。
そんな泉を見イラつき、朱里はこっちの自分を出してしまった。
笑の肩に腕を回し、泉の腕を引っ張って「織。たまにはほかの子と帰りたいの!!だから今日は1人で帰って。」
織はまるでなんで?って言ってるような顔をした。
「朱里!!約束忘れたの・・?」織はしゅんとした。
約束は織音の恋に協力すること、織音の好きな人は泉なので一緒に帰るなんて持っての他である。
「・・。忘れてなんかない。でもあたしにも気持ちがあるの!!だから全部織の言うとうりなんかできないの!!」
そういい残すと朱里は2人の手をひっぱり、下駄箱へと走っていった。

織音は深く息をはき。
「なんで?朱里・・。朱里は私の味方じゃないの?さっきのはどうゆう意味・・!?」
織音は顔色を悪くしもしやと思ったことを口に出した。
「朱里は、泉君の事を・・?」
そう言い切ると、織音は床へ倒れてしまった。

“皆様へ”
私は12月31日〜1月3日まで旅行をしていて、小説を更新できませんでした。
これからも“失いたくない大切な人”を書かせてい頂くので、宜しくお願いします。
では、明けましておめでとう御座います♪


6 :華蓮♪ :2007/01/04(木) 22:05:16 ID:PmQHsJm3

†STORYY〜泉の好きな人〜†

その頃3人は道路で横に並びながら歩いていた。
「ねぇ。泉ン君は体育の時怪我したでしょぉ?どうだったのぉ?」
「ん。幸いに足くじいただけ。あ、そう言えば加沢さんがすごい心配してくれて嬉しかったなぁ。保険の先生がくじいただけよ。って言ったら加沢さん力が抜けたみたいに床へ座り込んじゃって、良かったぁ。って言ってくれたんだ。やっぱ加沢さん可愛いなぁ・・。」
それを聞いていると朱里は心がズキズキしてくる。まるでガラスの小さな破片を飲み込んだみたいに。
「・・・小伊出は織の事をどう思う?」
思わずこんな事も口からもらしてしまった。
「え!?」泉はドキっとした顔をした。
「えーとぉ。副学級委員もやってて偉いし、勉強もできるし優しいし・・・。悪い所なんて無いかなぁ?それにいつもは結構しっかりしてるけど、時々幼い子みたいな可愛い笑顔をするんだよね。氷室さんはどう思う?」
朱里は少し黙った。たしかに織は勉強できるし優しい。でも強引な所もある。それを泉に知ってもらいたいと思った。
「え〜?泉ン君。織音ンはねぇ結構性格悪いんだよぉ。例えばねぇ・・・。」
「頭良いよ!!」
いきなり大声で言ったから、2人はビックリした。
「朱里ン・・?何いってんの?ココはチャンスだよ。織音の悪い所を知ってもらえば・・。」
笑は小声で朱里の耳に囁いた。
「織はね。副学級委員やってるし頭もいい!しかも優しいよ!?あたしなんて敵わない!でもぉ・・。あたしにも良いとトコは1つはあるんだよ!?完璧な人間なんて居ないんだよ・・?」
朱里は震えた声で言った。
「氷室さん?」
「そ・・。そうだよぉ。朱里ンには良いトコが有るんだよぉ!?織音ンには敵わない所が!!泉ン君。朱里ンにしときなよぉ!」
「えぇ?あの、俺・・。そんな事・・。」
泉は戸惑いを隠す為、いきなり走り出し「ごめん。俺塾あるから帰るね!」そう言い終わると、泉の姿はもう無かった・・。」
笑は少し不満げな顔をしながら、朱里に声をかけた。
「なんだあれ!?あれでも男カーつーの!朱里ンはいきなりどうしたのよぉ?」
朱里は涙目になりながら「だってぇ。織音の悪い所を言ったてしょうがないじゃん。好きな人に欠点が合っても、それも含めて好きだって事でしょ?小伊出の事を私が好きでも小伊出の目にはあたしが映ってないんだもん。小伊出の目には小伊出の好きな人しか・・。」
いつのまにか朱里は涙を流していた。笑は朱里の肩をポンポン叩きながら問うた。
「朱里ン?その話じゃ泉ン君の好きな人知っているみたいじゃ・・。」
朱里は悲しそうな笑を浮かべた後、辛そうな顔をし言った。
「・・・織音だよ。」
笑は驚いた顔をし、朱里の辛そうな目を見た。
「織音なの。小伊出が好きな人は・・。前から知ってたんだけどその時は織音の好きな人違かったから。だからどうにかすれば両思いになれるかも、って思ったのに、新しい織の好きな人は・・。」
笑は朱里の心の痛さが分かるように、少し涙が出た。
「でもぉ・・。努力すればいいんでしょ?」
朱里は首を振った。
「あたし馬鹿だよね。間違えて織に協力するって言っちゃったんだ。だから・・。そのうち2人は両思いになるよ。」
「朱里・・。」
朱里は手で泣いている目を隠し、大声で言った。
「でもあたし。諦めたくないよぉ!!」
笑は朱里を慰(なぐさ)めながら、家に帰っていった・・・。

次の日に5−2の教室はざわついていた。
クラス全員のぼそぼそ言ってる声がする。
「ぇー?マジィ?氷室が?」
「朱里って結構性格が悪いからねー。」
「加沢さんかわいそー・・・。」
朱里は教室の外に居、なんだ?と思いながら教室の戸を開け入っていった。
「皆。おはよー・・。」
クラス全員が朱里の方に体を向け、ぼそぼそ言い出した。
「わー。朱里だよ。休み時間とかどうする?」
「えー?あんな子と遊びたくないしー。織音ちゃん入れようよぉ。」
「氷室すっぽけた顔しちゃってさー。なんかいらつくー。」
次々朱里の悪口が聞こえてきた。
(え?何?なんなの!?)


7 :華蓮♪ :2007/01/05(金) 20:22:02 ID:PmQHsJm3

†STORYZ〜いじめ〜†

朱里は頭が真っ白になり呆然と立っていると、先生が戸を開け入ってきた。
「氷室。ちょっと来てくれ。」
「は・・はぃ。」
朱里は先生の後を着いて行くと、保健室にやってきた。
先生は保健室の戸を開け「失礼します。氷室さんを連れて来ました。」
保健室の先生はそれを聞くと、朱里の手を引っ張って「来て下さい。」と言った。
朱里は手を引っ張られて、ベッドの所に連れて来られた。
そこに寝ている人が居た。(だれだろう・・?)そう思い良く見てみると、織音だった。
「先生!?織音どうしたんですか?熱ですか!?」
朱里は織音の事を、妹みたく心配した。
保健室の先生ははぁ。と溜め息をつき、近くのイスに座った。
「氷室さん。加沢さんね、昨日の帰りから気分が悪かったの・・。」
朱里はそれを聞いて、びっくりした。昨日は織音を無理矢理1人で帰らせたから。
「それでね。加沢さんはその後倒れちゃって、たまたま教室に忘れ物を取りに来た“綾崎 風斗”君が気が付いて知らせてくれたの。彼が居なかったらどうなってたか分かる?それで貴方に言いたいのは、なぜいつも一緒に帰っているのに加沢さんを1人で帰らせたの?氷室さんが居れば、もっと早く気が付いたのに。加沢さんが体を弱いことは知っているでしょう?」
そうなのだ。織音は昔から体が弱く、朱里がいつも面倒を見ていたのだ。
朱里はこの際先生に向って本音を言った。
「・・・。織音にちょっとイラついてたから、1人で帰らせたんです。」
「貴方達で何か問題が有るんだろうけど、加沢さんのお母さんも怒ってたのよ?」
「・・・はぃ。織音が目を覚めたら謝ります。」
先生は微笑み、朱里を教室へ帰らせた。

教室に入ると朝の会が始まった。
「きりーつ。きおつけ・・おはよう御座います!・・着席。」
「っ・・!?いた!?」
朱里はイスに座ると、何か痛みを感じたのだ。
イスの方を見てみると、画鋲(がびょう)が3つ置いてあった。
(誰がこんな事を!?)
そう思いながら、辺りを見渡していると後ろからクスクスと笑い声がした。
どうやら朱里の後ろの奴等がやったらしい。
「ちょっと!?怪我でもしたらどうしてくれるの!」
朱里は小声で言った。
そうすると朱里が持っている画鋲を取り、こんな事を言ったのだ。
「先生ー。氷室さんが俺に向って画鋲投げてきましたー。」
朱里ははぁ?と思い「何言ってんの!?この馬鹿が!」
それを聞いた先生は「氷室!人に向って馬鹿って言うな!」
クラス全員が朱里を笑った。朱里はそんなのいつもの事なのになぜか恥ずかしかった。

授業中も朱里へのいじめは続いた。
黒板で答えを書いている間にノートに“馬鹿”と書かれたり。
移動教室から遅く帰ってきたら、物を隠されたりしていた・・。

休み時間になった。
朱里は皆といつもドッヂボールでよく遊ぶ。
「皆。ドッヂボールしよ!」朱里はいつものとうりに話しかけた。
「えー?朱里なんかと遊びたくないし。私達織音ちゃんと一緒に絵を書くんだもん。」
「そうだよ。朱里は男子とやってくればぁ?」
「ね!笑そう思うっしょ?」
「ぇ?・・・・。」
笑は返事ができなかった。でも女子達と行ってしまった。
「何あれ?笑まで行っちゃってさ!裏切りものめ!」
朱里は不満そうに言った。
それを見ていた男子達がニヤリと笑い、朱里の方へ近づいていった。
「なぁ氷室。さっきはごめんな。良かったら俺等とドッヂしねぇ?」
朱里は今日初めての優しい言葉を聞いて、嬉しくて「うん!やろぅ!!」と言った。
それを聞いた男子は皆で顔を見合わせニヤリとし、校庭へ朱里と一緒に行った。


8 :華蓮♪ :2007/01/21(日) 18:11:58 ID:PmQHsJm3

†STORY[〜助けて〜†

長い間書いてなくてすみません・・・。
なんか良い案が思いつきませんでした^^;
急いで書いたので、変な文が有ると思いますが多目に見てやってください・・・。
これからはまた書くので、よろしくお願いします。m(__)m


風斗がボールを投げる準備をし、地獄のドッヂが始まった。
「よっし。いっくぞー!?」
風斗はボールを力強く投げた。
「おわぁ!??」ボールを取り損なった男子がボールを持ったまま、転んだ。
「あはは。遠藤外野だ!」
朱里も一緒に男子等と笑っていた。
「すきやり!」
朱里の顔面にボールがすごい速さで、当たってきた。
「ってぇ。何だよ??」
朱里は腫れた顔を手で押さえながら言った。
「ごめんごめん☆手本くるっちまったみたいだ。顔だから外野行かなくていいぜ!朱里早くボールなげろよぉ?」
朱里はボールを持ち、力いっぱいなげた。
「てぇぇい!」
そのボールは誰もいない所に行きった。(ぁーあ。だめだこりゃ・・。)だがそう思った瞬間に・・?
「ぃってぇぇ?」
朱里はは?と思いよく見た。風斗の顔面に当たっていた。
「朱里!?何すんだよ!」風斗は怒り口調で言った。
「へ?だって私誰もいない所に投げ・・。」
周りの男子達が騒いだ。
「はぁ?何いってんだ。顔面あたってんじゃん」
「ひっどーい!」
「最低だな。こりゃバツゲームが必要だな。」
朱里は頭が真っ白になりかけたが、気をひきしめ「ちょっとぉ待って。あたしは見たってば!?風斗が自分からボールを取り入ったよぉ??」
「はぁ?分けわかんね・・。風斗に謝れよ!!」
「ごめ・・。」
風斗はニヤっと笑いながら、立った。
「いや。謝らなくて良い。バツゲームするからさ☆」
朱里はぞくっとした。
(やっぱりこれが狙いだったんだ。誰か助けて!?」


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甘辛流小説家ギルドGAIA
produced by COLUN.