Good bye my ...


1 :黒木 妃加 :2012/01/09(月) 11:37:28 ID:LDteQFz7


ツキシロ イオリ

ミナヅキ ココロ

ソラモト ミカド

イサツネ セナ


4 :黒木妃加 :2012/01/29(日) 14:15:33 ID:LDteQFz7u7

「ツキシロは居るか」

あれから毎日毎日、ミナヅキココロは飽きることなく私の元に通い詰めてくる。正直うっとい。そして果てしなく面倒である。イサツネセナという級友が居るのだが彼女は恋愛とかいう類の話が好きな部類の人間なのでニヤニヤしては私の背中を押すのだ。(言っておくが私だって社会的に必要な対人関係くらいはなんとかなる。)

「なんですか、ミナヅキさん」

一応、立場というか、彼はいわゆる先輩という生き物だから敬語くらいは使ったりもする。

「いや、その、用はないけど…」
「帰れ」
「あっ、うそ!ある、あるから!」

酷く慌てたミナヅキはとても子供っぽく見える。役員で部長のときの凛々しさは感じられないがそれも含め、ミナヅキココロという個人なのだと思った。

「今日、よかったらうちに来てくれないか
その…君とゆっくり話してみたくて」

私がバイトがないのを彼は知っているのだ。この学校は大学まで一貫性で彼は進学の心配がなく部活も引退しているため、私のバイト先の喫茶店へ足を運ぶうえ、そのルックスで店長がすっかり気に入るわ私の彼氏と勘違いするわで私のシフトをばらしたのである。

「だめ?」
「はぁ…まあ暇だしいいですよ」

今日行かなかったらまた毎日毎日、今日は今日はと煩くなるのが目に見えている。波風が立たないうちに妥協するのが正解だろう。

「放課後、迎えにくるから」

にっこりと笑うと、廊下に居た友人(ソラモトミカドさんとかいう名前だ)と連れだって教室へ戻っていった。
正直、なぜ彼があんなに固執するか私にはよくわからない。

「ふふ、またデートか」
「またってなんだ。人聞きの悪い」
「ミナヅキ先輩一途よね」

さっさと飽きれば良いと思ったのはセナには黙っておくことにした。

「報告してね、ミナヅキ製菓のお家」
「私にそんな義理はない」
「人情ってやつよ。気になるもの」
「なんのメリットが私にあるんだ」

社長という職業なら、父親に会うこともないんじゃないかと思う。ミナヅキの母親は私を知っているけど今の妻がミナヅキの母親なら私を脅威に思ったりはしないだろう。もっとも、扱いが良いかは別として。

ミナヅキには弟が居たはずだ。名前は忘れてしまったが弟はミナヅキの母親に良く似ていた。私の母親もミナヅキの母親もよく似た雰囲気でふわふわしたというか尽くす人のタイプなのだがそんな風だ。
違ったのは不倫したかしないか位で。


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