孤独のそら


4 :三日月にゃんこ :2009/03/05(木) 21:12:13 ID:P3x7Ykn4

「でさあ、私、かっこいい男の子だったらいいなって思うんだ!
かなめもそう思わない?」
「。。。。別に。私の睡眠の邪魔をしない、静かな人ならいいけど。」
「いっつもかなめはねてるんだからー!でも、それでいて授業中に先生に
バレないってのも、2ー2の七不思議だよねえ」
まったく私は、一日15時間以上は睡眠をとらなければ、眠くて眠くて
何も手につかなくなってしまう。どうなってるんだ。。。。
「おーい、席つけー」
ありきたりないつものセリフを吐き、先生が入ってくる。
「えー、みんな知ってると思うが、転校生を紹介する。
白石くん、入りなさい。」
入って来たのは、背は高くも無く、低くも無く、
顔も、ひとなつっこそうな目以外は特筆することもない
寝癖のついた髪の、ごくふつうの男の子だった。
教卓に立った彼は、少し恥ずかしそうな笑顔で言った。
「白石リクです。よ、よろしくお願いしますっ」

別にそのとき脳内に雷が落ちたとか、バックに花畑が見えたとか、
そういうわけではない。
けれど、今日この出会いは、
このあとの私を大きく変えることになると
このとき、誰が予想しただろう。


novel plaza system
甘辛流小説家ギルドGAIA
produced by COLUN.