桃色ウサギ


1 :白狐 :2011/04/22(金) 00:23:31 ID:zcQHPmPJ


桃色ウサギ。


2 :白狐 :2011/04/22(金) 21:00:12 ID:zcQHPmPJrm

第一章



君になりたいよ。

私は、私でいたい。





第一章  始まり


男兄弟挟まれて生まれた私。

名前は、月乃 波音  ~ツキノ ナミネ~

近所も男だらけで男友達しかいなかった。

波音はその近所の男友達と変わらないくらいに男っぽい。

いつも、家の前の広場で友達と遊ぶのが好きだった。


3 :白狐 :2011/05/01(日) 17:34:28 ID:zcQHPmPJrm

第二章

それと同じくらいに好きだった

いつも、寝る前に聞かされていた桃色ウサギの話。

波音がうんと小さい頃に、聞いた話だ。

とある何処か知らない時計塔の中に
ウサギの銅像があって何かをした後に
そこに行くと動かないはずの銅像のウサギが
どこにもいなくなる。時計塔の中を探してもどこにもいない。
そして、真夜中の0時の時計塔の時計が開く時間に
時計塔に行くと、桃の色をしたかわいいウサギがいるという。

物語はここまで。



そこになぜ銅像があるのかも、

時計塔がどこにあるのかも、

何をすればウサギにあえるのかも、

ウサギはどこに行くのかも、

ウサギに会った少女がどうなったのかも

物語の続きは、不明。


うんと小さい頃に聞かされていた…

でも、もう話してくれる人はいない。

物語の続きを聞くことはできなかったのだ。

話してくれる人がいなくなってしまった。

おばぁちゃんがいつも話してくれたのだ。

でも、おばぁちゃんはお星様になった。

その頃は波音は、うんと小さかったから

物語の続きなんか気にならなかった。

だから、聞かなかった。

でも、気になって時計塔を探しにいった。

小学生になるくらいの頃に。


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