−魔龍神−


1 :Ruizu :2007/09/18(火) 22:44:01 ID:PmQHsJm3

 はっきり言って小さい頃は宇宙人やタイムマシンとかあるとおもってたけど、今はあると思ってない。

 昨日まではな

「さぁここで問題です」
 母さんの声だ
「今何時何分何秒でしょうか?」
「7時30分?」
「残念!8時19分でした」
「はぁ!?・・・あっ」
「何で起こさなかったんだよ!母さん!?」
「起こしたけど起きなかったのはあなたでしょう?」
 まぁそうだが、わかっていたなら起してくれたって・・・っと思ったが何せ学校に行かなきゃいけないので、考えている暇はない。
「行ってきます!」
 やっぱり通学路に小学生らがいない。もう学校に行ってしまったのだろう・・・
「近道するか・・・」
この道をまっすぐ行って、そこの角を曲がると・・・
「わぁ!?」
 何だよこんな時にぶつかって来るなよ・・・あれ?
 よく見ると自分と同じくらいの背で首にヘッドフォンを掛けている。
 まさかこいつも遅刻!?
「危ない!」
 ドカァッ!!とすごい音がした
「一般市民の巻き込んでしまった」
「はぁあ!?」
 目の前にでかい化け物が居る。ありえないだろ


2 :Ruizu :2007/09/19(水) 14:42:07 ID:PmQHsJm3

夢?


「さぁここで問題です」
「・・・・・・化け物が・・・」
「ほぅ・・・親に向かって、化け物とは」
 何故か俺自身の部屋にいて、ベッドで寝ている俺の前に怒り気味の母さんが立っていた。
「今何時何分何秒でしょうか!?」
「・・・8時19分?」
「正解!わかってんなら・・・とっとと起きろぉー!!」
 おかしいさっきまで目の前に、デカイ化け物がいたのに・・・
 まさか・・・正夢?・・・
「行ってきます」
 だってもし夢なら、さっきの母さんの言ってたこと同じだし。
 時間だって夢で起こされたときと、同じ時刻だし。
 だったらあの道を曲がると・・・!
「いや、やめとこう」
 そういえば・・・一般人とか言ってたよな・・・あれ?覚えてない。
 どんなヤツだか全く覚えてない!?
 覚えてたら面白かったのに!
「おはよう!!」
「あっ良太!おはよ」
 まだ先生は来てないか
「クスクス・・・」
「いてっ」
 後ろからたたかれた、まさか・・・
「おそよう、佐々木」
 げっ斉藤!斉藤先生、身長は俺より低くみんなからちび先生などと呼ばれている。
「はーい席に着け!転校生だぞ」
「転校生!?」
「そんなこと聞いていないよね」
「転校生が来てたら、噂になるよね」
 皆ひそひそと話してる。
「確かに、4月12日に転校して来るなんて変だね」
 確かに望の言うとうり、新学期に転校して来るなら・・・
「さぁ入って」
「初めまして、清水 陽です。よろしくお願いします」
「はいっ今日から6-2で過ごす事になった、清水 陽君。家の事情で来たそうです。じゃあそこに座って」
 窓側で、俺の席から見て真ん前だ。
「はい授業始めるよ」
 どっかで見たことあるんだよな・・・


3 :Ruizu :2007/09/19(水) 20:40:55 ID:PmQHsJm3

キーン コーン カーン コーン

「終わったー!」
「良太外行こう!」
「あぁ、いいよ」
 清水が来て初日。清水の周りに男子や女子がいっぱいだ。
「すごいね、転校生」
「何が 望」
「だって転校初日で、何のためらいもなく、授業受けて・・・」
「あぁそういう事か」
「そういう事って?」
「いや、女子に囲まれてすごいって」
「そんなこと思ってないですよー」

「・・・・・・!!」

「どうしたの良太?」
 なんだろまさか・・・
「良太!?」
「ごめん望!先に行ってて」
「えっ、ちょと・・・良太!?」

 すごい・・・何だろこの感じ・・・嫌な・・・

「・・・!」
「どうしたの?清水君」
「・・・ちょっと」

 こっちか?どこだ!ものすごい嫌な・・・
 まさかまたあの化け物が・・・でも夢だろ?夢じゃなきゃ・・・何だよ

 ハヤク来イ 良太

「居た!」
「裏庭かよ!」
 何で誰も騒がねんだ?・・・まさか見えてない!?
 そうだよな見えなきゃ分かる訳ない!
 ここを曲がると・・・ 
「見っけたぞ!化け物」


4 :Ruizu :2007/09/20(木) 00:33:43 ID:PmQHsJm3

 化け物に勝つ勝算? そんなものある訳がない。
 はっきり言って、俺は普通の小学生です。特に空手とか習ってる訳でもないし、でも・・・
 
 「負ける気がしねぇ」

 ・・・っとは言ったものの
「わぁっ!」
 体長2m?ぐらいの巨体で殴りかかって来た!
「すごっ!!」
 俺避けてるよ!かわしてるよ!
 避けてると言っても、相手が巨体で動くにも足音がでかいので、少しはかわしやすいのだ。
 だが、相手の攻撃をくらうと子供なのでもの凄いダメージをくらう事になる。
「このまま逃げても何の解決にもならねえ」

「見つけた、覚悟しろ」

「はぁあ?」
 屋上から人が飛び降りてきた。
 人間じゃねえ。・・・っとよく見ると
「・・・清水?・・・」
 誰だ?
「あぁ佐々木 良太か」
 いきなり呼び捨てかよ!
「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉおお!!」
 化け物が叫んでいる。
「しっ・・・清水!」
 まさかこいつ気付いていない!?
「清水!!」
 
 どおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん
 
 ものすごい音だ。清水はどうなったんだろうか、砂煙で見えない。
「・・・清水?」
 清水は無事だった。化け物の腕になんか付いている。蛇のような物。
「龍!?」
「タツ」
 タツ!?龍の名前か?何かよくわからない。

「あーあボールが」
「裏庭往っちゃったよ」
「ごめん望、捕って来て」
「わかったいいよ」

 あれボールが転がってきて・・・
「あっ良太!清水さん?あ・・・」
「望!!」

「清水!!」
「がぁっ!!」
 清水が望をかばって頭もろにくらいやがった!
「清水!?」
 頭から血が出てる。気を失っている。
「マスター!」
「龍がしゃべった!」
「そんなこと言ってる場合じゃない!」
「望・・・」
「マスターは私が治療します。治療と言っても応急処置しかできませんが」
 「・・・えぇっ」
 やばい何とかしないと何とかしないと。

「・・・!!」
「これは!?」


5 :Ruizu :2007/09/20(木) 15:37:42 ID:PmQHsJm3

「な・・・なんだ?」
「良太!!」
 何だよこれ!目の前で何か光ってる!?
「ぐがぁあああぁあああああああああああああああああああああああ」
 化け物が向かってくる!!
 光が・・・動いて・・・

「があああぁああああああああぁぁぁぁぁぁ・・・」
「化け物が消えてゆく・・・」
 ・・・あれは化け物の体に爪跡?

「ぐ・・・守護霊か・・・」
「清水!?」
「大丈夫か?」
「貴様に心配される筋合いはない」

「そっかー大変だったなー」
 ・・・・・・・
 はぁあ?

「猫がしゃべったぁぁぁぁあ!」
「ねこじょねえぇ!!」
「黄色いね、ほっぺに模様がある」
「望、今更だけど・・・見えるの?」
「えっと・・・黄色い猫?見えるけど・・・」
「だからな、猫じゃねえぇ!」
「おい清水どこ行くんだよ!」
「教室」
「何で?」
「休み時間は終わってるぞ」
「えぇぇぇぇえぇぇっぇえっぇえ!!」
「お前、うわああぁぁ!マジで!?」
「チャイム鳴ったの!?」
「清水君、保健室行かないと。」
「なぜだ」
「血だらけで教室戻るのは・・・! 良太清水君保健室に連れて行くから、先生に言っといて!」
「あ・・・あぁ」

 俺はそのあとリトル斉藤に事情をうまく話せず、こっぴどく叱られた。


6 :Ruizu :2007/09/23(日) 23:51:32 ID:PmQHsJm3

2 守護霊


 今日は休日なのに病院に行く事になっている。
 べつに昨日事はあったが、病院行くほどではないが。
「ここか・・・」
「失礼しまーす」
「・・・佐々木ぃ!何でここに」
「来て悪いか!お前に色々聞きたいことがあんだよ」
「聞きたいことか」
「あのさ」
「失礼します」
「望?」
「あっ良太!陽君。お花と果物持って来たよ」
「望・・・陽って言った?」
「えっ・・・まぁ」
「じゃあ俺も陽って呼ぶ!いいよな」
「べつに」
「とりあえず花、活けて来るね」

「で、どうなんだよ?」
「俺はお前に言う、化け物達を倒しに来た。ここ日本に」
「えっとあの龍と?」
「タツと御呼び下さい」
「わっ!いっいつの間に!?」
「あなたも呼べばいいじゃないですか」
「呼ぶ?」
 あの猫のことか?
「ねこぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
 シーン   何も起きない?
「猫ちゃうわぁ!病院では静かにしろ」
 猫にハリセンで叩かれた。ツッコミ!?
「猫やない、イ・チ・オ!」
 イチオ?
「花生けてきたよ・・・?」
「の・・・望・・・」
 望みが戻ってきた。部屋一面、静まり返った。

「1、2.3.4.5?あれ2人増えた?」

「林檎は全部で3個、でも二人分足りません。さてどうすればいいでしょうか。」
「林檎を分ければいいんじゃないの?」
「正解は―」
 ・・・・・・・
「もしもし保坂?林檎が足らないから、2つ持ってきて。あとお菓子とかじゃあ」
 
「どういう事だ」
「望の家は親が社長で?とにかく偉くて、金持ちなんだ」
「そう正解は執事に頼んで、持って来てもらうでした」
「それはお前だけだろ」
「失礼します。持ってきました」
 ・・・早いよ
「では失礼しました」
「・・・で見えてなかったよな、あの執事」
「あぁ見えてなかった」
「でも疑問に思わなかったのかな」
「何を?」
「2つ足りないと言われて来たんだろ?この猫を見えてなかったんなら、どうしてか位聞くだろよ?」
「その人達がこれから来る。とでも思ったんだろ」
「そっ・・・そうか」
「お前やっぱりバカだな」
「はぁぁ?何だと」
「そんなことも解んないなんて、日本語でバカって言うんだろ?」
「てめぇ!」
「はいはい相手はけが人ですよ」
「止めんなよ!」
「だってお見舞いに来たんだろ?ケンカのためじゃないだろ」
「・・・・・っ」
「あのさ林檎食べていい?」
 猫が言った。

「ぷっ・・・はははははは」
 イチオの一言で戦意喪失した。

「でさ、さっきの話はもういいの?」
「えーっと・・・また次回?」


7 :Ruizu :2007/09/30(日) 22:18:45 ID:PmQHsJm3


 だいぶ日が暮れかかっている。陽の病室からは夕日が好く綺麗な色で見える。
「じゃあそろそろ帰るね」
 何故か望がニコニコしている。
「いつ頃退院できそう?」
「今週中」
「・・・そっか。じゃあお大事にバイバイ!」
「あぁ・・・」
 望が手を振ってたので一応手を振った。良太は照れくさそうだった。


「あの・・・マスター。このままで良いんですか?」
「最初良太に会った時は驚いた。まさか化け物が見えるなんてな」
「一般人ではあそこまで霊感が高い人は、そういません。一度記憶を消したんですが、こうも早く記憶を取り戻すとは・・・」
「なるべく一般人を巻き込まないつもりだったが、守護霊まで呼ぶとは」
「その前にマスターは体を治してください」
「あぁわかった」
「あっそうだ、日(ニツ)は明日にも来れるそうです。」
「そうか」



 日は暮れ辺りは真っ暗になり佐々木家では・・・
「ただいまぁー」
 母さんが完全にイチオを見ている・・・・見えるのか?
「良太遅くなった理由を言いなさい」
「えーっと友達がが入院してるから見舞いに」
「言い訳しない!」
「あっもしかしてこいつ?ネコ拾った」
(オイ良太お前、今考えただろ!)
(仕方ないじゃんそうじゃなきゃお前、飯やれねーし)
「よし!捨てて来い!」
「ええええぇぇええぇぇぇええぇええ!!」
(あっしま・・・)
 イチオがしゃべってしまった・・・
「なあぁーんてうそ、その代わり世話はしなさいよ」
「あ・・・うん」
 まさか母さんが良いと言うとは、思ってなかった。しかもイチオは声を出したのに、気付かないなんて思ってもなかった。
「っで、このネコの名前は?」
「ネコじゃないイチオだ!」
 一瞬部屋が凍りついた空気、思ったのは自分だけか?
「そっかイチオちゃんね!よろしくねイチオちゃん」
「よろしく良太の母さん!」
 なんか事はまとまった用で良かった。


8 :Ruizu :2007/10/05(金) 08:52:25 ID:PmQHsJm3


 おはようございます。イチオです。俺がここ、佐々木家に住みだして3日位経ちます。多分三日・・・?
 良太は相変わらず8時になっても、まだ寝てます。そろそろ・・・

「母さん!何で起こしてくれねぇの!?」
 始まった・・・・
「もぅ三回も起こしに行きました!」
 良太の母さんはもう厭きれてる・・・
「うーそーだぁー!絶対嘘だ!」
「嘘だと思うならイチオに聞けば?」
 俺にフッタァーーー!ヒデェ無茶振りですよ!良太の母さん!!
「・・・・・・えーっと起こしに行ってましたよ?」
「疑問形じゃん!」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「学校行かないの?」
「うぁあやっべえぇぇ!!」
「なんか毎日同じ事やってる気がする・・・」
「いってきまーす!」

 実際毎日同じことやってるしな・・・

「んぁ良太、お前よく毎日毎日同じ事できるよな」
「別に同じ事やってないし」
「気付いてないだけか」


9 :Ruizu :2007/10/06(土) 12:11:13 ID:PmQHsJm3




「お前だれだ?」

「初めまして、佐々木 良太さん?ですね。ちょっと一緒に来てもらいましょうか。」

「良太コイツ・・・」






「そう言う事か・・・」
「いや悪かったって、本当に!」
「お前噂になってるぞ、清水!!」
「えっマジで?」
「休み時間お前がチンピラに絡まれたのを俺が、発見してチビ先生に報告したとか」
「違うよ!僕がチンピラに絡まれて、陽君がかばって、入院したとか」
「望、居たのか」
「うん、僕も驚いたよ。黒いスーツを着た、黒髪の男の人がフルネームで希星 望さんですね?とか言われて、金目当てのマフィアかと思ったよ。」
「お前ん家金持ちだもんな・・・。それにしてもどうしたんだよ」
「何が?」
「学校行かなきゃ行けないんだけど・・・」
「大丈夫!休みにしといた」

 はぁあ?

「今日は良太、望、守護霊が見えるお前たちに、見せたい物がある」
「見せたいもの?」

 といわれてワンボックスカーで、東名高速で一時間三十分かけてついたのは。


「神奈川県箱根!?」
「なぜ箱根?」


10 :Ruizu :2007/10/07(日) 22:28:07 ID:PmQHsJm3



「なぁ?」
「・・・何?」
「日さんは、守護霊いないの?」
 ・・・・・・
「何故本人に訊かない」
「だって日さん年上だしさ、訊き難いじゃん。陽は年同じだし」
「・・・・・・日は守護霊はもっていない、守護霊は欲しいと言って手に入る物じゃない」
 ・・・ってこ事は、俺は守護霊を簡単に手に入れてしまって、まぁ欲しかった訳じゃないけど、ラッキーというかとにかくすごいんだ!すごいぞ俺!
「あっ雨降ってきた。」
「えっ!マジ?本当だ」
「山は天気が変わりやすいって言うしな」
「言わねぇだろ」
「言うよ」
「なんか最近雨つづきだから、土砂崩れが起きちゃったりして・・・?」
 ・・・・・・土砂崩れ?
「おいっ望、もし本当に起きたらどうすんだよ?」
「えっいや、もしの話しだしね」
「望考えても見ろ、こういう時は絶対に・・・」

 ・・・・・・・ズズズズズズ
「日さん急いで!」
「どどどっ土砂く崩れが!」
「いやまさかね」
「でも陽も起きるって」

「土砂崩れの前ぶれは・・・上の方から小石などがパラパラと落ちて来て」
 コンッ・・・陽の言うとうり、小石が落ちて来た!
「うわぁぁあぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁ!!陽!マジで落ちて来たぞ」
「ちょっと待って!こういう時は逆に土砂崩れが起きないという・・・・・」
「残念だが展開的にそれは多分ないぞ」







 ・・・・・結論から述べます。土砂崩れは起きました。 


11 :Ruizu :2007/10/13(土) 21:40:18 ID:PmQHsJm3

守護霊U


「どうですか?キマツ」
「生存者確認、4人中全員生キテイマス」
「なかなか、しぶといですね」
「4人中2人ガ一般人デス」
「じゃあその2人は口封じしないとね」





「陽君・・・陽君!」
「う・・・あぁ?」
「どうしたの?」
 (望お前顔近いんだよ)
 とは言えなかった・・・
「そういえば良太はどうした?」
「ちょっと待ってね」
 望は良太の耳元で・・・
「うひやぁぁぁあぁぁぁあぁああぁぁぁ」
「ほら、起きた」
 (何をした?いったい何を)

「しかしよく無事だったねぇ」
「お前が何かしたんだろ?」
 ものすごくじとーっとした目で見ている。
「タツがある程度、土砂を防いでくれた」
「で、タツは!?」
「今、敵が来たらあまり戦える状態じゃない」
「敵ってまたあの化け物・・・」
「えっ!!」


12 :Ruizu :2007/10/15(月) 21:21:14 ID:PmQHsJm3

 

「どう言う事だよ!?何でまたあの化け物が?」
「山奥とかによく出るの?あの化け物」
「まぁな、でも都会にもよく出るぞ。お前らが気付いていないだけだ」
「じゃあ何で敵の話をすんの?」
 ・・・なんだこの空気。
「あのね、良太。もしかしたらあの土砂崩れ誰かが起こしたものだとしたら・・・」
 あまり良くない顔色で、望が言った。
「ちょっと待て!それって、俺たちに命が狙われているって事?」
「あぁ」
 陽がものすごくまじめな顔をしている。冗談ではない様だ。
「待てよ、何で命を・・・」
「本当は最初に会ったとき、記憶を消して、あのまま何もなかった事にしたまま、平凡に暮らしてくれたら思って。でも記憶を取り戻して、守護霊までと来たら俺たちのカバーの仕様もない。」
 ・・・そんな、今までがなくなってしまう。いつやられるか。良太だって怖くないわけないしと言うと陽君は?
「陽君は平気なの?・・・陽君も狙われてるんでしょ?」
「ホントか?陽」

「大丈夫だ多分敵の目的は俺だ。多分、相手は守護霊だ。」
「守護霊?化け物じゃなくて?」
「お前らの会った化け物は、弱い方の化け物だ。力任せに攻撃をする、バカだ」
「ほっ、ほう・・・」
 何かまじめな話か?
「そして、タツが防ぎきれる土砂だ。相手は多くはないだろう。で、ここからが良太」
「俺?」
「イチオ居るか?」
「おぅ!どうした?」
 後ろからひょこっと、出てきた。しかもさっきの話し聞いてないし。
「大事な作戦だ、よく聞けよ。 まずは・・・」


「わかったか?」
「おう!わかった!」
「で、質問が・・・」
「何だ?望」
(ニツ)さん全く起きないよ?」
「日は寝ると起きないからな・・・」

「じゃ、作戦開始!」


13 :Ruizu :2007/10/17(水) 17:34:43 ID:PmQHsJm3



「どうした?キマツ」
「来マス」

 
「土砂カラ、目標確認。」
()れ」
 
 (イチオ作戦どうりにやれよ)
 (わかってるよ)

「守護霊は必ず、パートナーと2人一組。相手はおそらく守護霊と人間、1人ずつ。向こうはタツが、土砂を防いでたのを見ていたと考えるべき、だから有利だと思っている。」
「何で?」
「良太とイチオの存在を知らないからだ。もし良太の事を知ってても、守護霊の存在は知らないはずだ」
「じゃあ、相手の裏をかくって事?」
「うん・・・作戦はこうだ。まず俺がここから出て、砂煙を起こす。そしたらお前は相手の背後に、俺はまん前から、挟み撃ちにする。この1撃で決めないとタツがもたない。しっかりやれよ」
「陽、望は?」
(ニツ)と一緒に居ろよ、もし、成功しなかったら、逃げろ」


14 :Ruizu :2007/10/21(日) 22:24:39 ID:PmQHsJm3



「逃げろってどう言う事?」
 物凄く、望が不安な顔をしている。
「良太に言うなよ実は・・・・・・・・・・・・」



「行くぞ!タツ!!」
「ハイ!マスター!!」

「・・・!!」
 (くっ、だが、間合いを詰めたところで)
「詰めたところで―何さ?」
 (後ろに新手!挟み撃ちか・・・)
 
 凄い砂煙・・・良太と陽君は大丈夫なの?敵は倒したの?
「良太!大丈夫?」
「あぁ、まぁ攻撃したのはイチオだし。な!」
「フ、フフン。まぁな」
「何がまぁなだよ」
「なにをぉお!」
「陽君、大丈夫?」
 良太に比べ、陽君の方が少しけがをしているようだ。
「タツは?居ないよ!」
「タツは力を、使いすぎたから。しばらく見えないよ」
「そっか・・・敵はどんな人?」
「あれ、縛られている奴」
「縛られてるって・・・えっ?おんなのこぉぉぉぉおおぉおぉ!?」
「おっおんなぁぁぁぁあ?」
「良太、気付けよ!」


15 :Ruizu :2007/10/27(土) 21:36:35 ID:PmQHsJm3



「女の子だ、襲ってきたのが女の子だったんだ!」
 赤いニット帽をかぶっていて、髪は黄緑色で結んでいる。そして物凄くにらんでいる。
「まさか守護霊がもう一人居るとは。軽率だったな。だが、清水 陽の守護霊は、もうしばらく動けまい。さあ、この私を、どうするのかな?」

「まさか・・・!」
 陽が辺りを、キョロキョロと見はじめた。
「敵の守護霊が居ない。しまった!」
 (何をしている俺は、一番大事なことを忘れたいる。敵の戦力を断っていない!これでは・・・勝った事には成っていない!)
「良太!・・・」
 その瞬間。敵の守護霊が、良太に攻撃を。
「ぐがぁぁぁぁあっ!?」
「りぃっ、良太!!」
 攻撃を受けた良太は凄く跳ばされ、凄い勢いで、地面を転がりそして木にあたった。
「良太!大丈夫か!?」
 望がすかさず、良太の所に行く。
「残念デシタネ」
「何が!残念なんだ!!アホ」
 敵の後ろに、イチオが回った。
「無駄ナ努力トイウ事デス」
「・・・なっ」
「イチオぉー!!」
 イチオはおもいっきし殴られた!
「・・・ぐっ」
「そんな、イチオ、良太・・・」
「残念ながら、君達は完全に見たので、記憶だけでは済まされないので。まずは、そこにくたばっている、佐々木 良太から」
 (結局ボクは役に立たない、お荷物なのかな?そんなの嫌だ。何かしなきゃ)

「実は、勝率は物凄く低いんだ。」
「何で?こっちは守護霊2人、だし」
「相手は多分1人だ。そして俺と(ニツ)の存在も知っているはず。というと俺達に一人で勝つと言う自信があるという事だ。それか、命知らずのバカか。どちらにしろ巻き込みたくないから、やばそうになったら逃げろ」

「逃げるもんか!絶対に」
「ウルサイ!黙レ!」
「キマツ?」
「スイマセン、マスター。コイツカラ、殺シタインデス!」
「ボクは絶対諦めない!絶対生きて帰るんだー!」

 
「その願い叶えてあげるよ☆希星 望☆」
「えっ?」
「ボクの名前はイツキ!見てのとおり守護霊さ♪」
「・・・・い、つき?」
「NO!イツキだよ。イ・ツ・キ♪」
「・・・・」
 何だこれ?大きさはイチオぐらいで、2頭身。目はデカク、耳(?)はイツキの身長より長い。顔半分上は耳にかけて黒。頭に角が1本これも黒。
「あの、望くーん。戦闘中ですよー」
「うわわわぁぁあぁぁぁぁ」
 望は物凄くあわてている。
「新しい守護霊ですか。だが倒すまで!キマツ!」
 敵の手から無数の針が来た!
「終ワリデス!」

「くっ、望!良太ぁー!!」


16 :Ruizu :2007/10/30(火) 16:44:05 ID:PmQHsJm3




 あーぁ、終わったなー。今頃串刺しだろうな。痛みを感じないほど、グサグサと、やられたのかな? 守護霊もなんだったんだろう?何か変な終わり方だったな。

「――ぞみ・・・のぞみ・・・・・・望!」
 (あれ?痛くない・・・?)
「何、寝ぼけてるの?まさか、死んだとでも・・・思った?」
「・・・うん。思った」
 よく見ると、バリアみたいなので、針を防いでる・・・

「ほぅ・・・キマツの攻撃を防ぐとは、まぁ防御けいですかね」
「余裕でいられるのも、今の内、だよ♪望、指示を!」
「えーっと、いけぇぇェー―っ!」
「りょうかぁー―――っい!」
「来イ」


17 :Ruizu :2007/11/14(水) 18:11:30 ID:PmQHs4ok



「行くよ」
 突然、女の子がつけているリストバンドが光りだした。すると、キマツの手が変形し、刃物に変わった!
「そんなのあり!?」
「この位使えなきゃ話にならない」
「そんなもの無くったって!行くよ望」
 そう言うと、敵のところに飛び出して行った。
(どうしよう、とにかく何とかしないと!)
「あっ!」
 今度は、望のリストバンドが光りだした!
「どうして、つけても無かったのに。それに、リストバンド自体持ってないよ!」
(もしかして、イツキにも武器が!?)
「てりやぁぁぁぁぁぁぁぁっぁあああ!!」
(何かよくわかんない、光線出たぁ――――!)
「・・・!」
(ギリギリでかわされた!でも上手くいけば!)
「・・・ぐっ」
「良太!?大丈夫か?」
「望?ココは・・・!」
 良太が急に、周りをキョロキョロ見はじめた。
「イチオは!?」
「あっ・・・」
 その言葉にハッとした。そう言えば、守るとか言っておいてすっかり忘れていた。
「安心しろ、無事だ」
「陽!!」
「無事だったんだ!よかった」
「無事じゃないし、良くも無い。望は戦いに集中しろ!」
「は・・・はい」
「イチオは?イチオは!?」
「いるよ、ほら」
 イチオを見て良太が、ほっとした顔で。
「寝てる・・・」
「あのさ、あからさまにほっとされてもな。今、戦闘中だし」
「あっ、そうか」

「でも思ったより、いい勝負だな。もしかしたら、勝てるかも」
「もしかしたらじゃ無い、勝てると信じないと」
「勝てると信じる?」
「あぁ、それに見ろ。今、望みは負けている。望はそれに気付かないといけないのだが」


18 :Ruizu :2008/01/01(火) 03:58:34 ID:PmQHs4on

守護霊V



「くそっこの!起きろぉ!(ニツ)さん!」
 と言っても、無反応。今、車の中で下半身土砂に埋まったまんまのこの人を、イチオと土砂をどかし、呼びかけているのだが、全く反応が無い。
「やっぱり、死んでんのかな?」
「いや、コイツは昔っから。自分で起きようとしない限り、起きた事が無い」
「それって絶対?」
「俺が知る限りでは・・・」
 陽ってそんなに、日と仲が良いのか?もしかしたら血の繋がらない兄弟!・・・・・・・・・俺こんな時に何考えてんだよ。まずこいつを起こさないと、車を動かせない。どうしたら起きるかな、コイツ、そうだ。
「!! 良太何してんの?」
「見てわかんねぇ?こよりで、鼻いじってんの」
 コイツ、今どんな状況にいるか分かってんのかな?

「望!危ない!!」
「うわっ!」
 木が倒れてきたよ、ホント戦ってるんだ。
「キマツ」
 ?合図を送って何を・・・
「!!」 
 あいつ等、望ばっか狙って!初心者の望は、当て易いからって!
「望!後ろだ!!」
 イツキの声に反応して、後ろを向くがすでに敵は望みに襲い掛かっている!
「――あっ」

 ブオォンとエンジン音?
 森の中から車が飛び出てきた!そして敵に直撃!!敵はもちろん跳ねられたぁー!
「キマツ!」
「いけぇ!イツキィィ!!」
「わあぁぁぁぁあ!!」
 イツキの攻撃が当たって決まったぁぁああ!

「望早く乗れ!」
 良太が差し伸べる手に捕まり、泥だらけの車に乗る。
「いいぞ!陽」
 良太の掛け声で、車が動き出す。

 どうやら、追ってきては無いようだ。俺はひとつため息をつく。みんな服はドロドロ、もちろん車も泥が残っている。望みはヘトヘトだ。
「あのさ、陽君ひとつ聞いていい?」
「いいよ、何?」
「いや、あのね。何で陽君運転してるの?」
「助手席で寝ている、このいざという時に役に立たないバカが起きないから、俺が運転しているだけだ」
 相当イラついている様子の、陽君。まぁこの中で、一番年上が何もしないのはムカッとくるのも分かる。
「じゃあ、何で運転できるの?」
 と質問すると、ふっと笑い、明らかな棒読みで「世の中には知っていい事と、いけない事があるんだよ」と言う。
 良太は「そうそう、気にしない」と笑いながら言う。
 なんかホント夢じゃないかと思う1日だった。


19 :Ruizu :2008/01/17(木) 02:14:38 ID:PmQHs4om



 気が付いたら、目の前には・・・・天井があって?どうやらココは和室の様だ。
「――・・・和室?」
 なんで和室なんだ?ってかココはどこだ?ふと横を見ると、望が布団に包まって寝ている。何かすげぇのんきな顔をして寝ているよ。オイオイ!
 そういやぁ、陽の奴どこ行った?(ニツ)さんも居ないし、まさか――

「まさか?」
「ぶわああああああっぁぁぁあああ!?」
「何騒いでるんだよ」
「お前が後ろから急に後ろから話し掛けるからだろ!」
「はいはい、悪かったですよ。・・・で?」
「で、て?」
 とぼけた顔で良太が聞く。
「何がまさかなんだよ」
「あぁ!そうだよズルイじゃねぇか」
「何が?」
「懐石料理食べたんだろ!美味かったか!?」
「かっ、懐石料理だぁ!?」
 呆れて物が言えないって、こういう事だな・・・全く。
「食べるわけないだろ、第一ココはそんな邸宅じゃねぇ!」
「邸宅?」
「広くて立派な家って事だよ!」
 ホントコイツあほ過ぎ。


novel plaza system
甘辛流小説家ギルドGAIA
produced by COLUN.