黄昏の珍奇詩人たきいしのぼるの、常識はずれの第3弾。
以下父。
「おい三郎、
いつまで元カノの写真
残してとってるんだよ。
男に二言なし!
いつまでもくよくよしてたらえらい目見るぜ?
いいか、お前は俺の子孫の中で唯一の男なんだ。
なんとしてでも家を継いでもらわにゃならん。
そんな女のことは忘れて、もっと気立ての良い女を探しんしゃい。」
以下息子。
「うるせぇ、だまれ、化石爺。
俺に命令スンナ。
とにかくあれだ、酒もってこい!
さもないとぽまえのドタマかち割って脳漿を酒のつまみにするど!?」
(父は仕方なく、5リットル入りの焼酎を持ってきた。)
以下息子。
「あんな、お前は俺に家を継がせるつもりでいるらしいが、
実は・・・実は・・・」
(父は恐怖と猜疑を綯い混ぜた表情をしていた。)
「俺が好きなの・・・
その女の子じゃなくて・・・
親父なんだ」
きのう、
弟の部屋から
「変なにおいがするティッシュ」のかたまりが見つかって、
大問題になった。
わたしの家族は5人家族。
下に弟・妹がいるが、
その弟のゴミ箱からきのう、
ティッシュのかたまりが発見されて、
それが「変な臭いがする」ということで、
大騒ぎになったのである。
きっと弟は、
私の妹がテストの点数が悪かったのをきっかけに、
ぐれて髪染めてフルメイクの超ミニスカートでタバコをくゆらす姿に
チンピク感じてしまったのだろう。
弟はもともと県内一の進学校を狙っており、
まじめで穏健的な人物だったのだが、
それだけに家族のショックも大きかったようである。
もともと、うちの両親はそういう自制心がないのを嫌っていて、
家族の間で下ネタは一切禁止ということが暗黙の了解になっているし、
だから私はそういう気分になったときは外で処理してきてるのであるが、
弟は家の中でしてしまい、
その証拠がばれてしまったといったし次第である。
いずれにせよ、たいへんなことになってしまった。
みんな弟がなにをやったのか知っているので、
家庭の食卓がなんとなく気まずい雰囲気で、
弟は早々と済ませ、自部屋にひきこもってしまったのだが、
これから顔を合わせるのが辛くて仕方がない。
しかし、その弟の行為は「自然の摂理」であると、私は思うのだ。
ベランダで啼くすずめのかわいさに
記憶から逃げ出そうとする元カノの温かさを思い出す
太陽の下から
僕は顔を出して
元カノに会いに行こう
ふらり ふらふら
全ての電源を切って
己の影を映し出して
真っ白な目で見てごらん
バカと書いているはずだ
たばこをすって
すいまくろう
おさけをのんで
のみまくろう
すいまくって
のみまくって
おとうさんになろう
しごとがえりの
おとうさん
おさけをのんで
のみすぎて
きゅうきゅうしゃで
はこばれたよ
たばこをすっちゃ
いけないよ
おさけをのんじゃ
いけないよ
フィンフィーは
フィンフィーは
たばこもさけも
や
ら
な
い
よ
世間の皆さん 私を褒めてほしい
私は死刑囚 そう死刑囚
黒といいたくても
白という
そんな私の心は
それだけのジレンマを
引きずり回して 歩いています
世間の渦に
流されて
ここまで出世したよ
ああ
ああ
白といって疲れ
頭下げて疲れ
敬語使って疲れ・・・
私は死刑囚 誰にも喧嘩売られず
ここまで 照らされてきた
女の人よ 女の人よ 私はバカなのでしょうか。
女の人よ 女の人よ あなたはバカなのでしょうか。
はいはい 私は 女の人より偉いの。
裏切られて疲れ
ウソの慟哭に疲れ
青春の慟哭に泣き
ポモサピエンスの果敢なき性を憎み
死ぬまで俺はあいつが死刑囚さ
そうさ死刑囚さ
俺は死刑囚
死刑囚
死刑囚
死刑囚
死刑囚
月の夜よ・・・。
月の夜よ・・・。
ここまで来てもなお満たされぬ欲求の数々を・・・。
果敢なき光で・・・。
夢の中で・・・。優しき光で・・・。
時に俺を襲う月の夜よ・・・。
俺の暗き未来を・・・・・・。
照らしてくれないか・・・。
弱く優しきその光で・・・。
我を射殺し給え・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
蜜って何だ
甘いもの
辛いもの
リア充さん
ねぇ
リア充さん
甘い蜜を吸いに吸って
血糖値異常で死ね
赤い光が青い星をつつき、
その血は白い光となって僕らをつつく。
その一連の流れを自然の摂理として受け止め、
混沌の浮世を思えば、
はるかに森が見える・・・・。
そう、これがやさしさ
もう我慢できそうにないわ・・・・・・。
アイツ(前カノ)も頭に来たしな・・・・・・。
明日一人落とすぞ・・・・・・。
まぁ怖がられるのがオチやけど何とかして落とすぞ・・・・・・。
mala俺がそいつと町の中を彷徨ってるところを想像しておけや・・・・・ ・。(誇大妄
想)