破壊前線


1 :akiyuki :2013/04/28(日) 22:09:15 ID:P7PitFPG

 深夜のテンションで、書きたいものを書きたいように書いてみるだけの企画、続行中。


11 :akiyuki :2013/09/29(日) 00:53:18 ID:P7PitFPntA

牙と爪を持つ魔女


 転校生を紹介しますと言われた時は、正直、嫌な予感がした。

 そう、結局睡眠時間を取れずに学校に行くことにした。

 登校途中で真砂と会い、昨晩のことを、話した。

 後ろからよく聴く声がして、驚いている真砂と一緒に振り返ると、いつもと同じように南牟礼愛子が走ってきた。

 いいのか? と訊くと、おとがめなしだった。どうかこれからもよろしくね、などと言われたんで、おうとしか答えられなかった。

 あとね、もうひとつお願いしたいことが……。と言われて嫌な予感がした。

 何かを続けようとした愛子に、らっこが抱きついた。

 よかった。無事だったんだね。

 無事とはわかっていても、心配していたのだろう。

 だから、サボる気満々だったらっこも無理やり鉄をたたき起して、登校している。

 安心したらっこは、ホームルームが始まるまで、ぐっすりと眠っていた。
「鉄、ここでやれやれとか呟いたら、いよいよハーレム系主人公だね」
「ハーレム築く女がいねえ」
「探せばいるのに」
「いねえ」


「みなさんおはよう。転校生を紹介します」
 ホームルームが始まるや担任教師が不吉なことを言いだした。
 こんな時期に転校生?

 まさかと思いながらも、現れたのは見知った顔。

 ひどく自信に満ちた、美少女だった。

 今日はちゃんと、この学校指定のセーラー服を着ている。
「みなさん、初めまして。清河真琴と言います。わからないことがいっぱいですが、いろいろ教えてくださいね」
 そう言ってお辞儀をする美少女に、歓声が沸いた。

「え、何このクラスの男子、なんでこんなにノリいいの?」
「鉄、知らない? あの子グラビアアイドルの真琴ちゃんでしょう?」
「……へえ」
「青年誌とか読まないの?」
「少年漫画しか読んでない」

 魔女が青年雑誌の表紙を飾っていいのかよ、とツッコミを入れたかったが、今言うと目立つので、止めておいた。


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