誰でも書き込める創作日記


4 :異龍闇◆AsVGmnGH :2007/05/01(火) 02:42:49 ID:QmuDsJYm

映画のカメラ視点から流用する創作技法


 八針北夏せんせ(敬称)から援護戴いた異龍闇です。現在日記を読んでいる読者の皆さんも
作者として意見がありましたら物怖じするする事なく書き込んでみてください。
 むしろ私個人としては、皆さんがどんな事を考えて物語を書いているのか気になりますので。

 さて、今回は他の創作物についてです。

 映画などを見てみれば分かりますが、普通のドラマとは違った形で視聴者の見ている画面が動く事が
あるかと思います。
 例えば、物凄い、登場人物の眼の虹彩まで映るようなアップから、フォレスト・ガンプ 一期一会の
ように冒頭から羽の動きだけを執拗に追いかけたり、スターウォーズのように前作から状況を伝えるように
説明文がズラズラと出てくる事もあります。
 個人でこれらを映像で表現をするとなると非常に困難だと思われます(資金面や撮影技術などで)。しかし、
我々のように筆で創作する者には、文字で書かれると言う制限以外には表現に対する規制の枠は少ないように
感じます。
 更に文章で創作を表現する際に優れた点があります。それは、読者に対して『その場の心を読者に合わせて』
一文で表現出来ると言う点です。

 例えば、

『見上げた空から降り頻る雨は、私の涙と同じ色をしていた』

 と言う文章が有ったとします。
 これが文章なら読者それぞれが『自分が涙を流した時と同じ気持ちを持って』文章中の空と心の様子を想像して、
そしてその色を脳内で創造して読む事が出来ると思います。
 それに対し映画では、映像であるが故に『誰が見ても涙を流したような撮り方』をしなければならないので、
文章よりもその表現はハードになるかと思います。
 読者の持つ感じ方に作者の頭の中での想像を明け渡す事で新たな表現を獲得する、と言う事ですね。

 是非、作者の皆さんも映画や他の創作物(漫画でも何でも)を見た時に、「あ、私ならこう文章で表現
するな〜」と言った感じ書いてみたり、ここは「つべこべ言わずに読者に任せよう」ってな感じで
実際の自分の作品に反映させてみてください。


novel plaza system
甘辛流小説家ギルドGAIA
produced by COLUN.