僕は、その木に住んでいる


1 :高岡書幹 :2007/06/25(月) 02:20:33 ID:mcLmt7P7

ファンタジー、青春・恋愛物を投稿される方が多いこのGAIAにおいて、
文学作品ばかりを投稿しております。
あなたの福神漬になりたい、高岡書幹です。

今回はショート作品です。
ジャンルは「不条理文学」としています。
狭義の意味では外れていますが、
ジャンル分けした際に、最もそこに含まれる可能性が高いと
判断した結果です。

本作品を面白いと感じましたら、
是非ご感想を。
面白くないと感じましたら、
尚更ご感想を。
どうでもいいや、と思ったら、
何か一言残してやって下さい。

……半ば冗談はさておきw
最後までお読みいただければ幸いです。


4 :高岡書幹 :2007/06/25(月) 02:36:11 ID:mcLmt7P7

I beg……


 空色の屋根の、飾り気の無い家。
 二つの条件を、満たした家。
 その庭にある木に、僕は今も住んでいる。
 折れない枝にぶら下がり、血まみれでなお住んでいる。
 何と言うこともない木だが、僕の家はここしかないのだ。

 だから、あなたに言う。

 お願いだ。
 血まみれでぶら下がる僕の生身を見つけても、どうかそのままにしていてほしい。
 この枝は僕にとっての、言わば屋根。
 彼女がどれだけこの血を吸い上げたとしても、僕にとっては失い難い、家なのだ。


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