僕と彼女のラブソング


1 :うただ :2008/03/27(木) 10:56:53 ID:ncPiWczc

 この歌を 君にうたう
 
 どんなことがあっても 忘れない
 
 君にうたう この歌を

 このメロディーを

 この詩を

 この愛を

 この歌で

 いつまでも……


 淳志は停止のボタンを押す。曲が途中で不自然に切れた。でも、今は本当に音楽なんか聴いていられる気分じゃなかった。
 もう一度さっきの光景を思い出す。
 意気込んできた合格者発表の日。受験票を握りしめ、勝手に上京してきた親には昨夜電話で大丈夫なんか言っておいて。そして結局自分の番号がなかったりした。
 大好きな曲も、今では耳に入っていこない。周りの人たちは一方方向に流れていく。しかし淳志はあえて逆の流れに進もうとした。が、失敗。結局人混みに流されるまま町の方へと進んでいく。
 行きたい大学があった。地元の、何となくみんなが「いいとこじゃん」と行ってくれるような大学……ではなくってもっと大きなこの大学。
 もう一度確認するが自身はないことはなかった。無いことは……ないのだ。行けるんじゃないかななんてちょっと思っていた。
 だから、わざわざ上京してさっさとアパート借りて、しかも2年も契約しちゃって。
 アホみたいだ。
 いや、アホだ。
「俺ってアホだ」
 そうつぶやく。
 この世に生を受けて18年。やっと気づいた、俺はアホ。
 世界全部が暗く見えるし、周りの人たち全てが幸せに見える。何故かって?
 
 俺が不幸だからだよ。

「は〜あ」
 口の中、体の中の酸素を全て出すかの勢いで溜息を吐く。………酸素じゃない、二酸化炭素だ。そうだ。俺の二酸化炭素で温暖化が進んで、さっさと地球が滅びてしまえばいいんだ。そうに違いない。
 なにが?
 なにがだよ。
「俺って……マジアホだ」
 いっそ死んでお詫びした方がいいんじゃないのか?世界に。そう思う。
 死んでも困る人はいるのだろうか。……いて欲しい。親……ぐらいは〜……。
 その時思い出す。勝手に上京した時の親の剣幕顔。昨日の電話はそれ以来初めてかけた電話。メッチャ怒っていた。当然。
 むしろ落ちましたなんて電話で報告できない。殺される。殺しに来る。殺人勃発?土曜ワイド?火曜サスペンス?……なんか違う気がする。
 勝手に持ってきたお金、通帳エトセトラ。母さんゴメンねあかさたな。父さん怖いよおこそとの。
 以前映画で聞いたセリフ。

Q「どうして目は前にあると思う?」
A「前を見るため」

 いや、きっと違う。現実を見るためだ。でも見れない。
 淳志は再び溜息をつく。
 そしてふと気づいた。
 
 いつの間にか、人混みの中ではなかった。

「あ……」

 顔を上げる。
 そこは、正真正銘道路の途中だった。
「げげっ!!!」
 クラクションが鳴らされた。淳志は急いで歩道に戻る。
「……マジヤベぇ」
 このままでは死んでいた。
 ……もしかして、いま死んでたかもしれない。死ぬ運命だったかもしれない。
「……それもそれで良かったかも」
 なんとなくそう思った。
 勿論思っただけ。けっして実行に移そうとは思えないけど。
 思えないけど……
「……あ」
 信号が変わった。
 音で判断。
 足を進めて行く。でも、その時……やはり気づいた。
 人が付いてこない
「……なんで」
 顔を上げてみてみると。
 左から勢いよくトラックが曲がってきた。

「−−−−−−−−−−−うそ」

 固まる。
 死ぬ。
 走馬燈……は無かった。
 そうか……
 最後に見れるような立派な想いで……無かったのかもしれない。
 そして……

 衝撃

 は、左からではなく後方からだった。
 突然後ろから衝撃が来た。それは、トラックにぶつかったとかそうゆうモノでは無く、一カ所集中の跳び蹴りだった。  


2 :三木 :2008/03/28(金) 10:08:56 ID:ncPiWczc

僕と彼女の跳び蹴り

「はやまるなああああああああぁ!!!!」

 その叫びと共に訪れた衝撃は、クリティカルヒットで淳志の背中に入る。
 体が思いっきり『く』の字に曲がったと思いながら、淳志とその跳び蹴りの主は反対車線に落ちた。
 落下の衝撃で思いっきり顔面を強打した。その上、さらに跳び蹴りの主が淳志に落下してきた。痛い。
「ぐうううっ……」
 しばらく呻いていると、その跳び蹴りの主は淳志の肩を掴んで自分の方にむき直させた。
 この時淳志は初めてその跳び蹴りの主の顔を見た。

 めっちゃ美人だった。

「うわっ!!!君顔面怪我だらけだね!?だいじょーぶ?」
 跳び蹴りの主・美人さんは淳志の顔を見るなり顔をしかめる。そうこうしている間に通行人達が心配そうに寄ってきて、けっこうな人だかりが出来てしまった。
 これは……以外とやばくないか?
 淳志は心の中でそう思った。
 そして、素早く計算する。

 まず、確実に警察には通報される。
 そして大事を取って病院になんか連れて行かれるかもしれない。いや……連れて行かれる。
 そんでもって身元を確認される。
 親に連絡される。
 新聞に載る。
 見出しは……『受験失敗!!道路へ飛び出し自殺未遂』だ。
 親がやってくる。
 ていうか、みんなに……世界中の人たちに受験失敗を知らせることになる。
 一生の笑いもの。
 死ぬまで。
 死ぬまで?

「だあああああああめだ!!!」
 淳志は急に起きあがった。
「きゃっ!」
 美人さんは驚いて身を引く。
「なんじゃいまの!?イリュージョン?!だいじょーぶ!イリュージョンなのだ!俺は無事!んで平気!それではさらば、また来週!!」
 とりあえず逃げよう。
 そう思っていそいで反対側の歩道までダッシュする。信号が変わり、安心して止まった。そして再びさっきの道路を見た時、

「早まるなああああああ!!!!」
「うぎゃあああああああ!!!!」

 今度は振り向きざまに首を捕まれて押し倒された。
 次は後頭部をごちん。
「くうううううううっ……!!!」
 思いっきり打った。
 これぞ強打。
「なんだよ!」
 隣で膝をついている人物を見る。やはりそれは先ほどの跳び蹴り、美人さんだった。
 美人さんは淳志の隣で息を切らしていた。
「何だよって……きみっ!!」
 美人さんは淳志の服の襟元を掴む。顔が大接近。
 ぱっと見で美人だと思えるぐらい、やはり美人な顔立ち。白い肌、黒い瞳、流れる長髪、そして整った鼻筋。思わず顔を赤くしてしまうほどの大和撫子。
 そして、そんな美しい顔がいまではちょっと怒り顔になっている。
 そんな美人さんの形のいい唇からこぼれた言葉は、

「受験に失敗したからって……自殺なんかしないでよ!」

 淳志停止。
 美人さんの声は思った以上に大きく、周りの人が思わず歩みを止めてしまうほど。と言うことは……思いっきりみんな聞こえている。
「確かにショックかもしれないけどね、人生いいこと沢山あるよ。私だってそんな風に生きているんだから……きみは生きて!」
 何か恥ずかしいセリフをまだ明るい町中で叫んでいる。
 しかも、淳志に向かって。
 いたい人、発見。
 あ、待って。もしかしてこの状況……俺も結構いたい人?
 て言うか、この人勘違いしてる?自殺?
「あ……の……」
「死ぬなんて……自分で死ぬなんて絶対に駄目!世の中には死にたくないのに死んだ人が絶対いるんだよ。その人達に失礼だよ!死ぬなんて……死ぬなんて……」
「え?!え……ちょ」
 何かヤバイ。
 美人さんの肩が震えている。顔を伏せていく。
 これは……泣く!!!!???
 周りの目が痛い。
 これは危機的状況。
「待って待って!!!!俺死なないから。自殺しようとか思ってないから。さっきのは前方不注意だったの。ちょっと考え事して、ふら〜と道路に出ちゃったわけ。だから……」
 そう言いながら美人さんの背中を叩く。
 すると美人さんはちょっと顔を上げて、淳志の顔をじいっと見た。
「ほんと?」
「うん、マジでほんと。ウソじゃないって」
「ほんとにほんと?」
「ホントのホントのホントにほんと!」
 そこまで言って、やっと美人さんは立ち上がった。
 そして淳志も安心して立ち上がる。
「あ〜!!!なんだ。もう……結果発表見たあと、なんかふら〜ふら〜って出て行くから心配してたんだよ?よかった……」
「そうですか……て、見てたんスか?!」
「うん。だって私も合格発表見に行ってたし」
「……で?」
「ごーかく。ぶいっ」
 そう言って美人さんは淳志にピスマーク。
 なんか、一瞬死にたくなった。
「でもさ、きみ」
「はい〜?」
 なんか、本当に凹んできた淳志に美人さんが顔を近づける。
「顔、けっこう擦りむいてるよ?一応病院行ったら?ついでにさっきのは事故に近いから警察行っても……」
「は駄目!!!」
「え〜?だって……じゃあ家で治療で金の?」
 そう言われて淳志は少し身を引く。
 引っ越して、特に必要なもの以外はそろえていない自室。クスリもバンソーコーもない。
 そんな淳志の態度に気づいたのか、美人さんはクスリと笑うと、足下に置いてあった淳志の荷物を持つ。
「あっ、ちょい」
「私の部屋おいでよ。勘違いのお詫びに治療するから。病院嫌いなんだ?」
「あ……まあ……でも……」
 突然の展開に淳志は言葉に詰まった。
 てゆうかいいのか?だって、てことは……。

「だいじょぶだいじょぶ。私一人ぐらいだもん!」

 美人さんはにっこり笑ってそう言った。


3 :三木 :2008/07/26(土) 01:40:40 ID:ommLziV4

僕と彼女の初訪問

「だいじょぶだいじょぶ。私一人暮らしだもん!」

 そう言った美人さんに連れられて、淳志は人生初の一人暮らしの女の人の部屋に足を踏み入れた。
 嘗て、月にはじめて足を踏み入れたカタカナの名前の人がこう言った。

「この一歩はうんだらかんたらだが、人類にとって偉大な一歩なのだ」

 的なことを。
 心の中でそんなことを思いながら踏み入れた一歩だったが、それはあっという間に終わってしまった。しかも美人さんに後ろから押されたため、一歩どころかそのまま勢い良く二、三歩歩いてしまった。
「ほら、なに突っ立ってるの?しゃきっと歩く、そして座る!」
 美人さんはさらに後押ししながら自分も部屋に入っていく。
 美人さんの部屋は、意外と広かった。思わぬ来客にもかかわらず割りと綺麗に整頓された部屋。そして、引き出し。
 これが女の人の部屋なのか……!
 淳志は軽く感動しながら、あまりじろじろと見るのは失礼と顔を伏せながら部屋に入り、適当なところで腰を下ろした。
「ちょっと救急箱探すから待ってて。適当に音楽流していいから」
 美人さんはそういって、クローゼットの奥を探り始める。

 音楽……

 淳志はぼんやりと部屋を見回すと、部屋の隅にMD・CDコンポがあった。良く見ると棚にはビッシリとCDとMDが並べられている。
(音楽好きなんだ……)
 そんな事を思いながら適当に眺めていく。すると、淳志の良く知るアーティストの名前が書いてあるMDがあった。

『bloom』

 それは、知る人ぞ知る幻のアーティストだ。
 3年前、『bloom』はラジオで始めてその歌声を全国に流した。深夜の時間帯に流れたその曲は、瞬く間に人から人へと知れ渡り、ちょうど淳志の年代の若者中心に人気となった。
 淳志自身は深夜ラジオで偶然聞いてからというものファンとなり、それ以来ラジオの追っかけとなった。
 なぜなら、『bloom』はラジオ以外に出たことが一度もないからだ。人前に姿を現すということを、なぜか一度もしないまま、このグループは1年前突然解散してしまった。
 淳志は今でもその最後のラジオを覚えている。
 それはファンの中では最後の、幻の瞬間だった。
 淳志が今日聞いていたのも『bloom』の曲だ。
 『bloom』はテレビや人前に出ることはなかったが、2年という短い期間に歌った曲を今井のアルバムに収めた。唯一、『bloom』という存在があったことを忘れさせないものだ。

「美人さんも好きなんだ……」
 淳志は何度も聞いたことあるのだが、あえてそのMDを選び、デッキに入れる。
 readingの文字が出て、しばらくすると準備が整ってトラック名と曲数が画面に出る。淳志はそれを確認し、スタートのボタンに手を伸ばそうとした。しかし、違和感に気づいた。
「ん?1……6曲?」
 画面には、『bloom』という文字の下に、16trと出ていた。
 淳志は知っている。『bloom』のアルバムには、15曲しか入っていないはずだ。不思議に思った淳志は、ためしに1番から順に曲名を確認していった。
 性格だろう、律儀に入力された曲名は、やはり順番も淳志の良く知る『bloom』のアルバムだった。
 だったら……
 淳志は16曲目に合わせる。
 すると、そこには曲目が入っていなかった。
「あり?」
 スタートボタンを押そうと、手を伸ばす。
 その時

「はい、こっち向いて!」
「わっ!!」

 突然肩をつかまれて強制的に前を向かされた。
 美人さんの美人的な顔が目の前に。やっぱ何回見ても美人は美人だ。減るもんじゃない。
「じゃ、消毒着けるから停止しててね」
 そう言うと美人さんはよく見る青いキャップの消毒をティッシュにどぱどぱとかける。なんとなく嫌な予感がした。
 したんだ。
「いくよ?」
 なにがですか?
 そう聞く前に、それはやってきた。
 顔面消毒アタック。沁み度MAX。

「ぐぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!」

 しかも目にも入った。口にも数滴入った。どんだけ沁み込ませていたのだろうか?
 淳志は走って、とにかく走って洗面場所まで行こうとした。なんとなく、部屋の構造を見ていれば、洗面場所がどこにあるかは想像がつく。
 荘だと思われる場所にとにかくたどり着き、扉に手をかけた。しかし、

「いやああああああああああああああああ!!!!!!!」

 突然美人さんは淳志の服(首元)をつかみ、そのままひっぱる。
「はあ?!」
 何が起こったかわからない。
 その瞬間、淳志は浮いていた。

「……うそ」

 少しの間。
 その直後、激しい、さっきよりも激しい衝撃が、本日最高の衝撃が淳志に降りかかった。
「なななななななんで……」
 徐々に視界はブラックアウト。
 ああ。
 これが目を回す、いや、気絶するということなんだ。
 そう思っていると、美人さんが淳志の顔を覗き込んで来た。その顔は赤くなっている。
「ごめん!下着とか、全部干してあったから……つい!」

 そんなことか。
 そう思った瞬間、完璧に視界は真っ暗になった。


4 :三木 :2008/09/20(土) 22:55:22 ID:ommLziV4

僕と彼女のベランダ

 淳志は目を覚ました。
 そこは身の覚えの全くない部屋。
 なんだ此処は?where?
  何をしている?what!
  もしかして、もしかするとの誘拐事件勃発?!この広い地球の中で。その中の小さな島国で。ごく平凡・且つ平凡な俺が……被害者!
 目的はなんだ?金か?身代金か?俺のどこら辺を見て金を取れそうと踏んだんだ?!
 やばいぞ!
 やばいやば……

「あ」

 思い出した。
 ここは美人さんの部屋だ。イン美人さんルームだ。
 生涯初めての女性の一人暮らしなお部屋。間違いない!頭の中はめちゃくちゃだけど、間違いない。
 むしろ間違いだったほうがおかしい!
 淳志は立ち上がると、自分にかけてあった毛布が床に落ちる。美人さんがかけておいてくれたのだろう。そう思い、辺りを見回す。
 しかし、この部屋に居るはずの美人さんの姿はどこにも見えなかった。
「あれー?」
 もう一度見回すが、やはりどこにも居ないようだった。
(……どこかに行っちゃった?)
 一瞬そう思った。が、すぐに首を激しく横に振ってその考えを追い出した。
(いや!そんなはずが無い!!今日会ったばかりの人を残して外出とか……ありえない!!!しかも男だぞ!や……男だよね?!ほんとに……してねぇよな?!!)
 無言の悶絶。
 なんだかんだの地方出身。都会の怖さは十二分に叩き込まれている。必要以上に叩き込まれている。もしかすると、都会の人よりも詳しいかもしれない。
 そして都会の掟その1!人はすぐに信用しないこと!
 淳志はそれを頭の中で繰り返して、改めて周りを見る。やっぱりいない。
 とりあえず毛布をたたんでベッドの上においた。
「や……マジどうしよう」
 ふと顔を上げると、ベランダへと続くドアが見えた。

「おおっ……!!」
 ベランダに出てみた。
 美人さんの部屋はこのマンションの最上階。見晴らしは結構良い。
 そして当然
「た、高い」
 怖い。そっと下のほうを覗いてみた。
 そしてその高さは落ちたらどうなるかな〜なんて想像が必要にならないほど高かった。まぁ、死んじゃうって事だけどね。高所恐怖症だったら真っ青。
「うはー……ん?」
 
 ギターの音が聞こえた。

「え?」

 しかもそれは上からだった。
 最上階の上。ってことは屋上。あるんだーと思っていると、そのギターの音に重ねるように歌声が聞こえてきた。
 小さな声とメロディー。
 それは、聞き覚えのある曲。すぐ分かった。『bloom』だ。しかも、その声はたぶん美人さんの声。
「屋上に居るんだ」
 そうつぶやくと、淳志は少しだけ悩んで、そして少し遠慮気味に口の横に手を添えて上に向かって声を出した。
「すみませーん、俺ですけどー」
 まさか、それで通じるとは思わなかったので
「たったいま目が覚めましたー」
 そこまで言うと、歌声とギターの音がやんだ。そして、
「あ、目が覚めたんだね。じゃあ上きなよ!その部屋の鍵、机の上においてあるからさ」
「え?!」
 耳を疑う。
 まさか来いと言われるとは……。お礼だけ言って帰ろうかな〜なんて思っていたらどうやら……
 って、いいのか?
 淳志は都会の掟を思い出す。
 しかし実際部屋の中に戻って机の上を見てみると、ぽっつんと鍵が置いてあった。この部屋のものと思われる鍵。ニセモノ……と言うことは無いのだろうか?
 淳志はそれを手にとって、ごくんと唾を飲み込む。
 荷物を持って部屋を出ると、ドアと向かい合う。そしてドキドキしながら鍵穴に鍵を差し込む。緊張の一瞬。慎重に鍵を回し、そして

 かちゃん

 簡単に、その部屋は閉ざされた。


novel plaza system
甘辛流小説家ギルドGAIA
produced by COLUN.