Sword Soul S


1 :ユグドラット :2008/04/18(金) 22:05:56 ID:PmQHumnL

 青春時代を感じている高校生たちのお話。
かなりコメディ、時々ホラー、たまにシリアスなお話です。
物語は、主人公たちが勝手気ままで現実ではありえない遊びをしまくり、学校の行事を潜り抜けると言った過、激な青春時代を書いたものです。
 恋もあれば、バトルもある、なぜか自転車で高速道路を走ったり、ビルの中でリアルサバイバルを行なったりと、発想もそこまで行くと馬鹿だろというものまであると思います。軽く笑って下されば幸いな物語です。


4 :ユグドラット :2008/04/18(金) 22:14:47 ID:PmQHumnL

SSS

東京ドームシティ・・・それは俺たちが修学旅行でまずはじめに向かう場所だ。
「じゃ、お前全ての説明をでっち上げとけよ?」
予定より二時間も早くついたので、合流よりやや早めについた3人は、入り口前で待機していた。
そして、何分かあと、集合場所に何台かのバスがやってきて、幾人の生徒が出てくる。

しかし、その中に自分のクラスのバスはなかった。
・・・・・・・1時間後弱。
もう一台のバスがやってきて、そこからは生徒が37人と教師一人が出てきた。
「あ、零真!」
俺は、降りてくる生徒の中から、すぐに零真を見つけ出し、その名を呼んだ。
「ん? あぁ、お前たちか・・・・・」
そういって、ちょっと距離を置くスタイルで言い返した零真。
「何だよ、そのまずそうな顔は?」
「なにかあったの?」
「うん、何かあるからさっさと逃げたほうが良いかもしれないよ」
とまじめそうに言う零真。その瞬間に、逸早く気が付いたのは隆也だ。
「・・・・・まさかとは思うが、見てたのか・・・・・?」
と、その単語を聞いた瞬間、オレたち三人は、凍りついた。
「察しが良いな・・・・・その通りだ。 なかなか面白いことしてたよね・・・・・。あと隆也、あれ、道路交通法反とかのレベルじゃないからね」
「おい、お前ら三人。ちょっと来い」
と、いきなり野太い声が後ろのほうから聞こえた。それは、鬼の教師こと、水本 翠だ。
「みんな、こいつ等が今日また新たな伝説を生み出した・・・・・。お前らはその立証人だ、そうだな?」
「う」葵、
「げ」灸、
「やば」隆也、
の三連星。
「と言うわけで・・・・俺からも色々面倒なことをしてもらわなきゃいけん・・・・と、普通は行くだろうが」
と、さっきの野太い声からお調子者へと声が変わった。
「あいにくだるいから、お前らは普通にきたと言うことにしておこう」
と、周りで、さっすがーと言う声と、それじゃまだおわらんだろという意見が出てきた。
しかし、鬼の教師の言葉は終わらない。
「だが、罰則も無しなんてことは俺のポリシーに反する。と言うことで、9月の体育祭及び文化祭の総合まとめ役を言い渡す!!」

体育祭・文化祭。
この単語は、俺たちの学校の中では群を抜いての超ハイテンションイベントだ。だが、気持ちがハイになればなるほど、そのブレーキは止まらなくなってくる。
それを指揮するのがリーダー及び総合まとめ役だ。だが、そのまとめ役は、毎年決まって、体がボロ雑巾になる物が続出してしまうので、誰も自分からやりたいと思うものなどいない。
『綾浪高校七凶器物語』より

と言うわけでこれ異常ないというほどの罰則をこの鬼の教師は言い渡した。
「葵、お前はやらんでもいいぞ」
「は? なんで」
またでた・・・・・水本パパの親ばか・・・・・。
実は、葵と俺の担任は親子なのだ。理由は知らないけど、葵は家出をして、俺たちの寮(と言い張る下宿)の一階でクラスメイトの朝岸 弧鈴と一緒に住んでいる。
「先生、男女差別はいけないと思います」
「葵、頼むから他人越しになるのはやめてくれ!私たちは親子だろう?」
「うっさい、黙れ! みんなの前で親面するな!」
「こらー!先生向かって暴言を吐くな!!」
「子どもの態度か生徒の態度かどっちかにしろ!!」
「両立しろ」
「無理ゆうな!」
・・・・・きまって、こんな会話をするのはこの親子の特徴だ。
そこで適当に俺か、隆也がわって入って話を終わらせる(対外)。
目で、俺はお前が行けと合図する。
(いや、勝負で負けたお前がやれよ)・・・・ココからは目のお話。
(いきなりその言葉を使うか? てか、最近俺ばっかじゃないか?)
(妙なとこで考え込むな)
(て、良く思ったら、ゲームごとでお前に勝てるわけねーだろ!
てなわけで卑怯なお前が行け)
(・・・・・俺がやっても本当にいいのか?)
(? なにが)
と、ココで隆也がアイコンタクトを止め、俺の後ろに立った。
「お前、何考えて・・・・!?」
俺の背中を勢いよく押し、ドンっと言う音が聞こえてくる。
「男女差別言うな! てか、世の中すでに女尊男非の世界だろうが!?」
「しるか、少なくとも『先生』が言う言葉じゃない!」
「葵! 今先生って言ったな! 先生を強調しやがったな!?」
「言ったとも! 先生〜!!!」
「ぬぐぅぅぅ!!! 灸、お前もなんか言ってやれよ!」
てか、ここで矛先を俺にするか!?
「いや、そもそも俺が迷うことでもないけど・・・・。
正直言って、俺に言ったところで水本家のことは知らんから、父親であるあんたが決めたら?」
「む、流石の正論だ」
「でもそれじゃ、結論がでないじゃないか、灸のアホ!!」
「知るか、そんなもん!! だったら、大黒柱の親父さんがはっきり決めたらいいだろ」
「はっきりしないから、こうなるんだろうが!」
「じゃあ、葵が決めたらどうだ?」
「俺の威厳はどうなる!?」
「しらね―よ!! てかめんどくさいよお前ら!! つか、こんな話家に帰ってからやれよ!!」
「うちの娘は今家出中だ、この野郎!!」
「家に引っ張ってけよ!!」
「私そんな事されたらおまわりさん呼ぶぞ」
「呼べばいいじゃん!法廷でも何でもかたずけたらいいじゃん」
と話がこじれた辺りから、隆也が乱入して来た。
「つーかさ、いつまでこんなくだらないはなししてんだ?」
「うっせえ、投げやりだよ!」
「じゃあ隆也、答えをさっさとたたき出せよ!」
「ウイッス、」
と言って、カバンから、おみくじで使うような筒を出してきた。
「じゃあ、ココに割り箸を用意した」
「「は?」」
「この割り箸には、それぞれ名称がかいてあるから、今後はそれを使うように」
「なんだ、またゲームなのか・・・・・・・てか用意がいいなぁ」
「いや、即席で作った。お前らがだべってる時に作ってた」
・・・・・と言うことは俺は単なる時間つぶしで当てられただけってことなのか?
「ふん、いいだろう」
「望むところだ」
お前ら親子はいつの時代のライバルだ?
「じゃ、おふたりさんどーぞ」
「「ここだーーー!!」」
と親子二人が同時に割り箸を引き抜いた。
お前息が合いすぎだろ!?
「葵、なんだった?」
「ネコ」
「意味わかんねー!!?」
「じゃ、今度からオヤジさんは葵・・・・いや、猫のことを猫と呼べよ」
「てか、先生は?」
「・・・・・電信棒」
「数倍意味わかんねーんだけど!? てか名称は人で限定しろよ! オヤジとかお父さんとか社長とか!?」
「お前のその発想自体がすでに面白い。何で家族圏内から一気に社会にでてんだよ」
「しらね―よ! どーせオヤジが社長だったんだろ!?」
「ま、意味わかんなかったし、もう一度まともなほうでやるか」
「「「あるのかよ!?」」」
「まあ、今度は本数も増えてるし、俺らも参加するぞ」
「なんかいやな予感がする」
「まあ、期待してるぞ」
「零真、お前も参加しろよな」
「断る」

結局、くじを引くことになったのは、俺、隆也、葵、先生だ。
そしてみんな引き終わって、どきどきタイムとなった.
「じゃ、俺から見るぞ」
緊張のなか、出た文字は。
「お兄ちゃんだ」
「なんか、まともだな」
「じゃ、次私行くぞ?」
さらりとあっけなく出てきた文字は。
「・・・・・・・」
「ん? なんてでたんだ?」
そこには三文字・・・・・女王様とある。
「・・・・・・・ま、まあふつうじゃね?」
「まあ、ある意味・・・・・・・な」
強がる葵。まあ子どもなら無邪気に喜ぶだろうけど、流石に葵にそれはないか。
「じゃ、次先生いくか・・・・・? 先生?」
目を白くさせた教師が一名。すでにそこに刻まれた刻印を見たようだ。
そこには一文字・・・・・・・・犬。
「・・・・・・・・コレはあれかな?」
「深く考えない方がいいな」
と、一拍子置いてから、話を続けるように隆也。
「じゃ、最後に灸だな」
「俺は・・・・・・」
あ、なんか、コレ結構緊張するもんだなと楽観的に考えながら、俺は一番上の文字から見た。
(えっと、好?  色・・・・・・。 ジ・・・・・・ジ・・・・・ジ・・・・)
「割り箸には・・・・・」
「お、おい、顔がやばいぞ。大丈夫か?」
「証拠・・・・・・・・隠滅!!!!!!!」
俺は割り箸をジャガリコの如く、木っ端微塵にして食った!!
「あ、何しやがんだよ!? おい、それ割り箸だぞ!?食うなよ!!ポッキーじゃねーんだから!?」
「うっせぇ!! グエッ!?喉にとげが・・・・・・・!?」
「汚いぞ! みんな見せあったんだぞ!? おとうさ・・・・・じゃなくて犬はちゃんと事実を受け止めようとしたんだぞ!?」
「ぐわわわぁぁぁぁぁ!!!」
親父の心はガラスの如く割れた。
「お前ら、わかったわかった、もう一回やろう! それで、いいんだろう?」

色々あり、今度は零真を入れた5人でやることになった。
「零真、お前からスタートだ。あと特別ルールで、何もかいてないやつは、自分で名称を決めていいぞ」
「じゃ、早速いくか」
何の前触れもなくさっさとあけた。烙印の名は。
「ヒットマンだな」
「何でココで、バトルが入ってくるんだ?」
「じゃあ、つぎは俺か」
書いてあったのは。
「ゴッドファーザー・・・・・・・」
「何で超有名な曲名なのか聞きたい」
「てか、コレ作ったの隆也自身なんだよね、何で知っているんだ?」
「次は私か・・・・・。今度こそまともなのを・・・・・・」
と、烙印の文字とは・・・・・クイーンだ。
「英語になっただけだな」
「うぅ・・・・まともなのがでない」
「今度こそ・・・・・・今度こそ!!!」
なんか目が燃えてる教師ですけど、次の瞬間極寒の目と化した。
「金魚の糞・・・・・・」
「最悪だな」
「てか、段々かわいそうになってきた」
「最後は灸だな」
「わかってるっつーの・・・・・・」
「今度は食うなよ?」
割り箸の先にある言葉とは・・・・・・なんだ? ネクロマンサーって。
「コレの意味わかる奴いるか?」
「ん、ネマキくろさぁ?」
「そんなの書いたっけ、俺」
「いや、違う。ネクロマンサーって書いてある」
「あぁ、死神使いって意味とか死霊使いとかいう意味がある」
「なんか、ホラーじゃねえか?」
「ヒットマンと同じレベルとして考えとけ」
「てなわけで、第一回!名称大会終わり終わり〜!!」
「またやる気かよ!?」
ネクロマンサーのいやな目。
「もう・・・・・ぃゃ・・・・」
金魚の糞、死亡寸前。
「クイーン・・・・・最悪だな」
皇女としての威厳がなくなる。
「てか、コレ無効にしない?」
「「「賛成!」」」
かくして、4つの心が結成してついにこのあだな大会は無効となった。


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